お久し振りの更新となります。
昨日、俳優座劇場にて上演中の
演劇喫茶「それから」を観劇して参りました。


長井代助:平野良
平岡三千代:帆風成海
平岡常次郎:今立進

夏目漱石原作の同名小説をこのたった3人で造り上げる、という挑戦。


仕事が忙しくて時間が無かったことと、漱石作品ということで、先に原作は読まず、観劇後に舞台を思い浮かべながら読もうと(原作は買っておきましたが)未読で俳優座劇場へ行きました。


内容は…とにかく平野良さんはじめ、キャストさんのエネルギー量が凄い。
観ているこちらも集中力を途切れさせることができないままの二時間。
しかし惹き込まれるから時間はそんなに気にならないのですが、終演後、とにかく疲れる。
観客もエネルギーを奪われる。

そして、照明、小道具、役者さんの細かな仕草…一つひとつに意味があるようで、とても考えさせられて…

実はこの日、ソワレは別の舞台(帝国劇場にてミュージカル「王家の紋章」)を観たのですが、全然頭の切り替えができませんでした。

あと何回か観るので、様々な部分に心敬を研ぎ澄ましながら、しっかり観て、考えてきたいと思います。

まだ2日目が終わったばかりなので詳しいネタバレは控えますが……

最後に一言。
平野良は凄い役者だぞ!笑





私、2/11(木)にね、右足のふくらはぎの下の方を火傷したんです。

外から帰ってきて、寒い寒いー!ってストーブを強くして、ストーブから5cmくらいの近さで立ったまましばらくボーッとテレビを見ていて。(寝てない)

気付いたら、水ぶくれ(水泡)が大・中・小と3つできていました。



火傷したらまず第1に冷やすことは基本中の基本だし、職場で生徒が火傷したとき(調理実習とか、ポットのお湯でインスタントのものを作ってみよう、みたいな授業とか)はすかさず流水で洗い冷やして、保健室行って傷口を看てもらって保冷剤あてたりしていますが。



なぜだろうか…。
自分の身に起こったら一切冷やさなかった…。
でもまぁ、とりあえず、水泡が破れたり潰れちゃマズイと思って大きめの絆創膏を貼ってその夜はしのぎました。

翌日は金曜で平日だったので病院に行けず、インターネットで火傷の対策を調べたらキズパワーパッド的なのが良いと書いてあったので、それを仕事帰りにマツキヨで買って帰って貼りました。


翌、土曜日。
やってきました皮膚科。
そこでね、診察のためにキズパワーパッド的なのを剥がされた時に皮もめくれて、傷口(抉れた肉)が丸見えで。
そこにグリグリと塗り薬を塗られ、ガーゼで覆い、その上からテーピングに使うような素材の(見た目、布ガムテみたいなやつ)貼られて診察終了。
ドクターは、私の顔を見ず、もちろん目も見ず、なんだか怒ったような口調。
処方箋としては塗り薬だけだったので、「自宅にはガーゼもこういうテープも無いので、(病院の下の階にある薬局さんで)出してもらえるようにしてもらえませんか?」って伝えたものの、「自分でその辺の薬局で買って。まぁ、こーゆーキズパワーパッド?を貼っといてもいいと思うけど」と…。


私は、処置の道具が家に無いことだけでなく、こんな、中の肉片が丸見えの状態なのに、塗り薬ひとつ出されただけでアドバイスもなく放り出されても、自分では処置しきれない、ということだったのに……と、途方に暮れました。



それで、「とりあえず傷口を覆えるなら…」「キズパワーパッドを貼っといてもいいなら…」と、その後もキズパワーパッドを貼り続けました(防水とはいえ、毎日お風呂の後に張り替えました)




しかし…
いっこうに良くならないどころか、患部がジンジン痛み出し、立ち仕事も辛い状態に…。

そこで、2/16(火)の仕事を定時にあがり、土曜日とは別の皮膚科に駆け込みました。



そこで、
・火傷はとにかくすぐに冷やさなきゃダメ。
・モイストヒーリングの製品は、基本的に乾いた傷口に貼るもの。こんなにパンパンに膨らむほどまだ体内から水分が出る状態で使うのは正しくない。
・(傷口に黄色っぽいものができていて)これは、皮膚が腐ってる状態。まずは、抗生物質を飲んでこの腐った皮膚を少なくしていきながら、塗り薬で処置を。
・傷口への塗り薬は多めに出してたっぷりと。そうしないと傷口とガーゼがくっついてしまって、はがすときに痛い思いをする。
・病院での処置は、塗り薬→ガーゼ→包帯を優しく…おさえつけないように巻く。
・ガーゼなどがないことを伝えると、看護師さんが「どこの薬局で処方箋を出してもいいですが、ここの道路の先にある薬局なら今の時間でも開いているし、病院より安く滅菌ガーゼが買えると思う。一緒に包帯か、医療用紙テープ(って言うの?)を買えば、自宅でも処置しやすいと思う」とアドバイス。



そこで出してもらった抗生物質を飲み続け、毎晩、流水で洗い流して清潔にしたところに塗り薬を塗ってガーゼを貼って…と処置し……
やっと今(2/29)、あともう一息で治る、というところまで来ました。





最初、火傷に気付いた時点ですぐに冷やしていれば、最初に行った皮膚科でもらった塗り薬で正しく処置していれば、こんなに化膿したり、傷口が広範囲に広がったり、完治まで時間がかかったりしなかったんだろうな、とは思います。
全部わたしの責任です。


処置内容や処方薬も、基本的には、ひとつめの病院でも、ふたつめの病院でも、そう大して違うことはしていないのだと思います。


でも、ひとつめの病院のドクターがもう少し親身になってアドバイスをくれたら…丁寧に説明して言葉を紡いでくれたら…と、残念でなりません。


ひとつめの病院から帰ってきたときの私の心は「水泡も破られ、めくられ……行かなきゃよかった」という、残念な、頼っていった心を裏切られたような気持ちしか無かったので…。



教員という仕事も一緒ですが、やっぱり、正しいこと(病院の場合は治療)を行うだけでなく、「寄り添う心」「親身になってかける言葉」の大切さを、強く感じる日々です(´・ω・`)
本谷さんの芥川賞受賞作とのことで。
読みたい読みたいと思っていたんですが、やっと読めました。
さらっと読めるので、読了まで2時間もかかりませんでした。


彼女の著作は、『ほんたにちゃん』『生きてるだけで、愛』『ぬるい毒』『あの子の考えることは変』など、そこそこ読んでいて、好きなテイストのものが多かったので、今回の受賞作も期待していました。

(↑読んだものの中では『ほんたにちゃん』が一番好きでした)



が。

…うーん…芥川賞テイストゆえなのか、それとも今回のテーマが私の好みではなかったのか…
自分としては、読後感がしっくり来なかったです(´・ω・`)


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【以下、ネタバレ感想】










まず、"旦那"。

なにこれ、ふざけんな。

私自身が実家を離れ、仕事に就き、それなりにお給料をいただいて、そのお金で、やりたいことをやりたい生活をしている今だからこその感想なのかもしれませんが。

結婚していなくて、もちろん子どももいなくて、経済的余裕があるから、"結婚"っていう社会的縛りは体感できないし。


しかしまぁ…

クズですわ、この旦那。(バッサリ




"サンちゃん(主人公の女性)"、よくもまぁ、こんな男と4年も一緒に暮らせるわね?と。



読んだ方なら分かると思うんですが…"旦那"のクズっぷりにイライラが募ってきたところでの「旦那が痰を道路に吐きかけ、ご近所さんとトラブルになりかけたところですかさず"サンちゃん"がその痰をハンカチで拭い取る」事件(旦那は傍観者)


マジ、クソかよ、って。
読みながらすっごいイライラした。
旦那にも。サンちゃんにも。


読み始め(作品の最初の一文)はね、凄く好感がもてたんです。だから、本屋さんでそこを読んで、購入を決めたんです。

「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」

ってやつ。

「あー、聞くよね、そーゆー話!」みたいな。
ずっと永い年月を寄り添って、支え合って生きてくるとそうなるのかな、なんて。




でも、全然違った。
最初から最後まで旦那はクズで、サンちゃんは(多分、今の私とそんなに年齢が変わらない設定だと思うけど)ひとかけらも共感できる部分がない女性だった。


あくまでも私個人の感想だけど、感情移入できる、魅力的な人物が、最後までひとりも作品の中に見つけられなかった。



キタヱさんちの猫ちゃん、サンショの件も、何か、他にどうにかできなかったのかと……本当に…モヤモヤしたままで。





やっぱり"作品"はね、合う、合わない、がもちろんあるわけで。
それは、同じ作家さんの作品であっても、作品によって起こり得るわけで。


今回は相容れなかったけれど、また、別のね、作品で、今度は私とフィーリングが合うものに出会えたらいいな、と、思うわけです。