昨年秋にジュンク堂でたまたま手にして、面白い本だなと眺めたこちら下矢印

旅行好きな我が家ですが、国内旅行ですらいつ行けるか分からない昨今ですので、最近は専ら、上述した書籍を使いながら娘たちと"地図で遊ぶ"ことをしています笑い泣き

目次は、以下の通り。
第1章 地形に目をこらす
第2章 境界は語る
第3章 地名や国名の謎
第4章 新旧地図帳を比較する
第5章 経緯度・主題図・統計を楽しむ

中身はこんな感じ下矢印のフルカラー。
先ず私が読んで理解してから、娘たちと該当する土地の地図を眺めています。

清流で知られる四万十川は、いつか訪れてみたい場所の一つなのですが、その四万十川一つを取っても、
クローバー源流はどこか
クローバー源流の地名は、どのような由来で付けられたのか
クローバー四万十川は何故、激しく蛇行しているのか
クローバー江川崎辺りから突如南下するのは何故か
という"謎"を、地図を深読みしながら読み解いていきます。
そのプロセスでプレートについて学んだりと、一つの「なんで?」をきっかけに、どんどん知識が広がっていきます。

我が家は主人が地図オタクなのですが、地図に興味の薄かった私ですら、この本は楽しめます。
寧ろ、地図オタクな主人が地図の何を楽しんでいるのか??という、頭の中を垣間見ることが出来るというか。

この本で取り上げている「深読み」は日本地図だけに留まらず、世界地図も含まれているのですが、日本に関しては他に、
クローバー飛地
クローバー八郎潟
なども勉強になりました。

八郎潟と言えば以前、こちら下矢印の本を娘たちと読んだのですが、地図の深読みと併せて、また読みたくなりました。

地図に関しては、空間認識力の観点からも親しむことがオススメされていますよね。

それについてブロガーさんに教えて頂いた際に自分でも色々と調べてみたのですが、玉川大学大学院の寺本潔教授による、「地図力を子どもに育てよう!」も勉強になりました。






他に、「空間」とは何か?に関する以下の論文も参考になります。


子どもが地図に親しむ絵本で、絶版になっていないものとしては、こちら下矢印が秀逸です。

地図を深読みし、地図から知識が広がっていく楽しさを娘たちと満喫したいと思いますウインク