革の経年変化:ライダースジャケット編(ルイスレザー サイクロン)
最近、革の「経年変化」という
言葉を敏感にキャッチしてしまう。
中学、高校の頃の「経年変化」
といえばジーンズだった。
ヴィンテージブーム全盛期で
LEVI'SのXXだとか
ビッグEだとか66だとか
縦落ちだとか赤耳だとか
色味やヒゲ、いい感じで
経年劣化、変化したものに
魅力を感じつつ、高価で
買えなかったので
LEVI'Sが出していた
復刻シリーズを
買って毛羽立った
濃紺のデニムを鬼履きしてた。
阿呆な高校生だったので
寝るときも風呂に入るときも
ジーパン履いてた事もあった。
(大学卒業して上京しても
実はまだやってたが)
そんなこんなで
「経年変化」が好きなんだろう。
「履けば履くほど」
とか
「着れば着るほど」
とか時間をかけて
自分のものになる、
かっこよくなる服が好きだ。
ライダースジャケットは
Lewis Leathers Cyclone
ルイスレザーのサイクロン。
自分にとって
ライダースといえば
ロンジャン、
ロンジャンといえば
Lewis Leathers(ルイスレザー)。
ここ数年はアウターと言えば
ほぼこればかり着てる。
高いもんだったので
1番最初に買ったのも
未だにバッチリ記憶にある
2007年秋。
2007年にLewis Leathers(ルイスレザー)と
ヒステリックグラマーのコラボで
サイクロンのジョニーサンダースモデルが
発売された。
当時の通常のLewis Leathers Cycloneより
タイトな作りで丈が長くカスタムされ、
ライニングにアーティストとの
コラボの証であるイラストがプリント。
通常のLewis Leathers Cycloneと
ヒスコラボのLewis Leathers Cycloneを
両方試着し、着心地の違いに驚き
革の魅力、ライダースの魅力に
とりつかれていく。
「ライダースジャケット経年変化の目覚め」
である。
もちろん購入当初、
家の中でも寝る時も着用。
(実は今でも部屋着として
2007年冬購入時の
ルイスレザーサイクロン。
↓
5年の経年変化をご覧頂こう。
↓
クタっとしているけど重量感はある。
2007年撮影Lewis Leathers Cyclone胸部。
↓
5年後の今。
バイクに乗ると寒いので
フルジップで着る事が多い。
バックスタイル。
ライニング
他色の経年変化はまた別の機会に。
近年、
クローム革、なめし革、茶芯…
革自体にクローズアップする
雑誌などが増えている。
メンテナンスや革自体の品質
など専門的知識も大事だが
どれだけ愛情込めて着るかで
自分だけの経年変化を
楽しんでいくことが出来る。
筆者にとってルイス…
Lewis Leathers Cycloneは
着ていて1番テンション上がる
上着である。
中世で騎士は鎧を纏い
馬に乗っていた。
現代のバイカーは
ライダースジャケットを纏い
バイクに跨る。
(最近はダウンも多いけど)
大袈裟かもしれないが
現代の鎧みたいな
イメージで着ている。
気持ちがビシッと締まる
そんな上着。
Lewis Leathers Cyclone
ヨロシク☆IQ