2023.12.18 

こんにちは!!
背番号62番 1年の杉田百々果(すぎたももか)です。長文かもしれませんが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。




『経験』

皆さんは大きな壁にぶつかった時どのように乗り越えてきましたか?また、これから大きな壁にぶつかった時どのように乗り越えていきますか?
私が高校の時に経験し、そこから学んだことについてお話ししようと思います。

私は、4人兄妹の3番目です。
兄と姉の影響で小学校1年生の頃から3年生まで少年野球をしていました。しかし、小学校のソフトボールチームの監督さんから声をかけて頂き小学校4年生からソフトボールをはじめました。
中学校に入り全国大会を経験したことで、もっと高いレベルでソフトボールをしたいと思い、親元を離れて寮に入りソフトボールに打ち込みました。

高校進学前に母から、「3年後、あんたがどうなっていたいのか?目指すところを考えて頑張りなさい。」と言われ、私は絶対にレギュラーを取り、このチームで、日本一の景色を見る。と決めて高校に入学しました。

しかし、入学してから思うような結果が出せずに悩む日々でした。でも、諦めるわけにはいかない。そう思いながら頑張っていました。
高校3年生の時、初めて大きな壁にぶち当たりました。

高校3年生の最後の夏インターハイ3週間前の福岡県の遠征の時、試合の途中で左腰に強烈な痛みを感じ歩けなくなりました。あの時は、一瞬にして頭の中が真っ白になり、どうなっているのかが自分でも分かりませんでした。病院に運ばれ、検査の結果「左第五腰椎分離症」と医師から伝えられ、3週間後のインターハイは難しいかもしれない。と聞いた時、涙が止まりませんでした。監督さんから、まずは治療に専念するようにと寮から自宅に戻り、毎日1日かけて整骨院で超音波・酸素カプセルやリハビリに通いました。

リハビリなどを頑張れたのは、毎晩チームメイトが電話やメールをくれたり、母が私の身体の事を考えて、朝昼晩の食事の管理をしてくれたり、入学前『絶対にレギュラーを取り、このチームで、日本一の景色を見る。』と目指すものがあったからだと感じています。
怪我を乗り越え、インターハイという大きな舞台でプレーすることが出来たという事が私にとって大きな経験となりました。

最後に私が伝えたいのは、壁にぶち当たってもそれを乗り越えることで、何かを学んで得るものがあるということです。
私はこの経験をした事で、監督さんやチームメイト、リハビリの先生や両親、サポートし支え応援してくれる方々がいる事に改めて気づくことが出来ました。

大学に入学してからも、本当に沢山の経験をさせていただきました。常に自分と向き合い、応援してくださる方々に笑顔と感動を与えれるように、私自身もっともっと成長して恩返しをしていきたいと思います。
そして、『日本一』という大きな目標をこのチームで掴み取ります。
これからも応援よろしくお願いします!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。