神戸は選挙前なのか知らないが、1台の選挙カー?宣伝カーが大音量で自分の公約を宣伝しながら移動している。


よくある光景。


しかし、話の内容がまずすぎる。

あまりにひどい内容だったので、怒りすら覚えた。



「わたしは、小中学校の授業料を全て無料にします!」

「わたしは、国保料を現状より1万円値下げします!」




聞き取れたのは一瞬で、たったこれだけ。




もっと勉強してから宣伝カーに乗ったほうが良い。



無料、値下げ。


新聞の折り込みチラシじゃあるまいし、そんな言葉を乱暴に使うべきじゃない。



今の国をはじめ、各市町村の財政状態を知っていてそんなことを言うのか?


頭がおかしい。

ある知識人は、今の医療、福祉レベルを今後もずっと維持していきたいのなら、消費税は段階的に引き上げて、20%にしないといけないと言う。



この言葉も、どんな裏づけがあるのかは僕には勉強不足で分からないけれど、かなり追い詰められている状態なのは確か。



誰もが、今後どうなるんだろう…という漠然とした不安を抱えているにも関わらず…




「わたしは、小中学校の授業料を全て無料にします!」

「わたしは、国保料を現状より1万円値下げします!」




こりゃないだろう?

この宣伝をしている本人にとっては、この刺激的な言葉を聞いて、自分に関心を持ってもらいたいのだろうが、それは大きな間違いである。


興醒めしてしまった。