車窓の外
揺れる桜
思い出す
猫の戯れ
きみの
笑ったような 表情も
柔らかな 毛並みも
透き通った 瞳も
どれほどに
この心
癒してくれていたか
きみを
失った あの日
ああ ・ ・ ・ 本当は
思った以上に
悲しくて
辛かったのだと
今更
15年も経って気付く
もう
猫と触れ合うのは
そっと 離れた距離からで
十分だと思うほどに ・ ・ ・
雲の隙間
差し込む光
風をあたためて
ずっと
知らぬ間に閉じ込めていた
その想いを緩ませる
きみへの想い
自分の想い
付随していた想い
それぞれ
花びらにのせて ・ ・ ・
2019.3.26