「防衛機制」② ~転移~ | IPRFのブログ

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防衛機制の一つに「転移」というものがあります。


転移とは、


抑圧された「感情」や「衝動」を本来の対象ではない別の対象に向けることを言います。


例えば、


本当は自分の親に対しての怒りがあるのを


学校の先生に怒りがあるような気がして反抗したり、


父親に愛されたかった思いを


カウンセラーに向けて愛情を持ったり、


こういう状態を「転移」と呼びます。




本当だったら、その感情を親に向けることができればいいけれど、


自分がその感情を抑圧して気づいていないと、


別の人に感情が向くことが多々あります。


つまり、別の人に向かうその感情は、


本当はその人に向かっているものではないということです。




自分を知るためには、本来の対象は何なのかを知ることが大切です。


そして、その感情を吟味していく必要があります。


親に対しての怒りや愛されたかった思いがある場合、


それを認め、受け入れていく、


そして、自分に「愛のある言葉」をかけていく必要があります。




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