あの人のここがイヤ、あの人のここが嫌い、
人のイヤな部分が目につく
そんなことを感じている方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
例えば、
何をするにもトロい同僚を見てイライラする。
人の悪口ばっかり言う友人に腹が立つ。
自慢話ばっかりしている友人に腹が立つ。
等々。
実は、人のイヤな部分が自分の中にもある
と言われたら、みなさんは受け入れられますか？
「私はトロくないし」
「私は悪口を言わないし」
「私は自慢話しないし」
そんな風に思いますか？
防衛機制の一つに
「投影」
というものがあります。
これは、
認めたくない自分の中の様々な部分を
人に見出している状態のことを言います。
実は、自分は本当はトロくてそれがイヤで
テキパキ行動するようにしているかもしれない。
実は、本当は腹の立つ友人のことを人に言いたい自分がいるけど、
我慢しているかもしれない。
実は、本当は自慢したいと思っている自分がいるけど、
人目を気にして言わないようにしているかもしれない。
それら自分の受け入れられない部分を相手に映し出して見ると、
相手のその部分が受け入れられない、ということになります。
人にイライラしたり、腹を立てたりしたときは、
自分の一部を発見するチャンスだと思ってみてください。
受け入れることがしんどいこともあるかもしれません。
でも、相手に見ているものは、
自分の一部です。
自分を好きになるためにも、
自分の受け入れられない部分を認めていくことが大切です。
米国法人国際心理学研究財団
東京支部： 東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷503
Tel： 03-6416-5370
Mail： info@oceanic-game.com
HP： http://iprf.net