*依存症ではないか?と思い始める(2)
2007年2月、旦那の弟の結婚式が愛知県であった。
私にとって、結婚式は恐怖であった
必ずアルコールが出されて、飲酒することが当たり前のイベントだからだ
そして飲むことに寛容なイベントだ
飲んで飲んで酔いつぶれても、誰にも責められないイベントだ
自分の結婚式のときの嫌な思い出がよみがえる
それに
この時点ではまだ義父母には旦那の異常な飲酒のことを話してなかった
人の言うことには耳を貸さない堅物偏屈な義父
いつも息子を心配している義母
なによりお義母さんに心配かけたくなかった
披露宴がはじまると当たり前のように食前酒やワイン
ビールを飲み始める
私はその頃には飲酒している姿をも、見たくなくなっていた
完全に旦那の飲酒に対して「嫌悪感」だけだった
披露宴では長男ということで、本来なら旦那が
相手の親戚のテーブルに酌をしてまわるべきなのだろうが
私は怖くて怖くて「お酌回りに行こう」なんて言い出せるわけがなかった
義父母からもあっちのテーブルをまわって来いという指示もなかったので
自分の子供の世話が大変なフリをして、やりすごしていた
だけど
酌をしに行かないからといって
旦那の飲酒量が減るわけでもなく
どんどんお代わりをし、飲んでいった