どうやら、警察署は新台入替に伴う検査で、店舗に足を運ぶのが苦痛らしい。


先日、某地域の総会で毎月の新台入替の検査がこんだけありますよ的な話があったようです。その時は、どうこうしろとは言わなかったようですが、真意は「苦痛」なんでしょう。


ご存じのように新台入替の際は、管轄する所轄の生活安全課に入替書類(いわゆる変更承認申請書)を持参し、その後、検査日には担当の方がホールへ赴き、各都道府県の公安委員会からの承認を受けて、無事新装開店を迎えることができます。


しかしこの検査日。地域によってまちまちです。東京などは一切こなかった気がしますし、また、検査に来る場合であっても、遊技台の角台と反対側の角台の基盤の番号だけを見る場合や、1台1台丁寧に、枠番号・セル番号・基盤番号・AMマークとじっくりと時間をかけて見る場合もあります。また、1分間の試射(おおよそ1分間で100発の打出しをしているか)を見る場合もあります。


約10年ほど前であれば、新台入替といえば3ヶ月に1度や半年に1度の大幅な入替が主流でした。それであれば、年のうちに十数回で済んでいたため、生活安全課の担当官が日常業務の片手間に検査に行くことも十分に可能だったと思います。しかし現在では入替のサイクルが早まり、可能であれば毎週でも新台入替を行いたいホールがたくさんあります。東京や大阪などのいわるる都市部では、人口も多くまたホールの件数も多いため、ぱちんこ店の入替検査に時間を多く費やすことになってしまっていると思います。


本来であれば、警察は変更承認の申請があればそれを受理し検査を行わなければならず、たしか拒否はできなかったと思います。しかし、人口の多い都市部の生活安全課では、人口に比例して当然事件・事故も多く、生活安全課の業務範疇である家出人の捜索・未成年者の犯罪取り締まりなど地域の安全を守らなければならない業務が山ほどあるといえます。


もちろん、風適法が適応される業態はぱちんこ店だけではないので、さらに業務は多く、違法風俗店の監視や違法風俗店の摘発も入れると、さらに増えるといえます。


そこで、一部の地域では組合に「協力を要請」という形で日常業務の妨げにならないように新台入替に伴う変更承認申請の回数制限や検査日の固定化、1日の検査件数の上限を決めるなど、地域によってさまざまなルールが出来上がりました。


2006年に駐車違反の取り締まりが民間への委託を開始してから、5年が経過いたしました。現在は街のいたるところで緑の服を着た方達が目を光らせております。当初は、違反者とのトラブルもあったようですが、現在ではほぼ問題なく運営できているようです。


ぱちんこ店の運営は、昔と比べるとずいぶんと健全になったと思います。そろそろ、風適法での取り締まりと、承認申請等の検査・確認というのを分けて考えてもいいと思います。もういっそ、天下りでもなんでもいいから、ぱちんこ店の新台入替検査を行う為の新たな団体を作ってみてはと思うのですが。