嬉しくも楽しくもない誕生日を迎えた。
俺は誕生日などいつも騒がない、もしまわりが覚えていてくれて祝ってくれるなら照れながら感謝するが。
しかし、旅先でひとり迎える誕生日は寂しく、切ないもんだ
別居中の女房からもメールの一本もないとはね。
唯一の親友である女房が忘れているなら、ほかにだれが覚えていようか。
宿で独り静かに迎える誕生日。これはこれでインパクトの強い忘れられない誕生日になるというものだ。
親、兄弟の命日も忘れてしまう俺ならば、自分の誕生日もこうあるべきなのだ、
林家ぺーパーじゃあるまいし、ただの365日の一日じゃないか。
ないか。