雪女 | ふりちんの寅のブログ

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旅の薬売りが冬山を越えて女房の待つ故郷へ帰ろうと


雪道を急いでいた。


いつの間にか、道を踏み間違ったか


行けども行けども人家の一つも見つからない。







夕闇が迫り、雪も強くなってきて


途方に暮れている時に


薄ぼんやりと人の踏み跡を見つけた。






これは助かったとその足跡をたどっていくと


雪に押しつぶされそうな汚い小屋を見つけた。


「これは助かった」ばかりに破れ戸をたたく。







「もし、旅の薬売りでごじゃる。道に迷い難渋しており


今夜一晩の宿に土間でも軒下でもおかしくだされ」


中からか女の細い声で


「それはお困りでやんしょう。コン、コン。


どうぞ中へお入りくんなしょう。」





蓑の雪を払って中へ入ると


灯りもともしていない、囲炉裏も燃えていない


冷たい暗い土間にわらを敷いてその上に女が座っていた。






「富山の薬売りでごあんす。道を踏み間違うたらしく


難渋しておりやんした」


「それはお困りでござんしょう。こんなあばら小屋でよければ


お休みなんし」


「いつもならこんな冬に田舎にけえるなんて馬鹿に気は


おこさねえだども、田舎に残した女房が臨月でがしてな、


はよう餓鬼の顔を見てえと無理してのしてきやんした」


「そうでやんしたか。でも見ての通り


何もない小屋でやんしょう。なんのおもてなしもできまへんがな」


「いやあ、こっちはいつも世話になってる猟師の小屋によるつもりで


おりやんしたが、今年のこの雪で・・・」


「ほんに・・なあ、うちも風邪をこじらせてのう。コンコン。」


「命拾いしやんした。商いの帰りで腹に売り上げを抱えておりやんす。


それも命が助かっての意味のあるもんでがんす。わずかではござんすが


お礼はさせて貰いやすがな、そうや、風邪の薬がひとつ、ちょうど残っておりやんす」


「おおきになあ。あの、ほんなら一晩、二十文もいただきますかいな。


薬もろたんでやすうさせて貰います。実はうちの亭主も


里へ薪を売りに出てこの雪では帰ってこれそうにのうてうちも心細うおりやんした。


「しかし、姉さん、灯りも点けんと、火も起こさず、寒くはねえので?」


「なにを言いやる。ご覧の通りの恥ずかしながらの貧乏暮らしで、亭主が銭をもって帰らんと


うちも腹空かしてこの冬は越せんやったろうなあ。でも最後の粥がすこーし残って


おりやんす。銭四文でお分けしやしょう。それから薪は商売もんが


軒下に積んでありやんす、うちはもう火の気無しでみしろをかぶって耐えられますけんど


旅の方はそうはいきますまいて。薪も一把六文で如何でやんしょう」






ちょっと金にうるさい女房殿ではあるが


自分は火も熾さず亭主の銭を待っているいう事情に


哀れを感じ、応諾した。


「まんずは火を熾さんと粥も冷やこうてなんもならんで


薪は何把こうてもらえましょうか」


「いやあ、着物も濡れてもうて、乾かさんと風邪こじらしてもうたら


わやくちゃがんすから火はばんばん焚いていただきやすけ?」


「ほんなら先におあしをいただきとう・・なんしろ女一人なもんじゃけ、


見知らぬ男衆は用心せえよと亭主が言いやって出かけやんしたがね」







「へえ、じゃここに〆て伍拾文も置きやすで」


女房は安心したのかどこからともなくむしろを持ち出して


「じかに土間に座るよりいくらかましでやんすからお当てくだせえ」






やがて粥も煮えて二人で分けてすすった。


腹も中から温まり、


「失礼でやんすが姉さんは子供衆は?」


「先年宿しましたが、貧乏のあまり流してもうて、なあ・・・」


女房は涙ながらに身の上を語りだした。






「そこでは火も遠いでやんしょう。こっちの方が壁が後ろにある分


冷えも楽でやんす。どーぞこっちへお寄りなさんし」


「へえ、では失礼して」にじり寄った。






火の熱で体が温まり、汗が乾いてきたのか


お互いの体臭を感じる。


女の息が荒くなり


「もし、よかったら、もひとつ買ってもらいたいもんがあるんでがす」


「へえ、売上とはいえど、そんなにたーんとはねえんで」


「あのう、うちを・・・うちの体を・・・二百文でどやろ?」


「え、姐さんを?」


落ち着てみるとなかなかの京風美人である。


最初は手拭いを頭に覆っていたので顔もよく見えてなかった。


腹も落ち着いて、命も助かったとなると無性にもよおしてきたの確かだ。






「ねえさん、まさかあんた雪女じゃあ・・・」


「何をてんご言いやる。おなごに恥掻かすもんやおへんで」


「いやあ、こんな山の中に美人が一人で・・・ちょっと不思議な気持ちになって。


俺は今にもとびかからんばかりのとこやで」


「ほんなら先におあしを・・」


またか、しかし、これはしょうがない。


女郎でも先に出すもん出さないと遊ばせてくれない。







口を吸いながら女房の着物の胸をはだけた。


「うふ、そないにあせらんと」


「ねえさん、いつもこんなことを?」


「いややおすなあ、あんさんが男前やさかい・・うちも亭主と離ればなれで


さみしかってんなあ、皆まで言わせんといておくれやっしゃ」





女は自分で髪をほどいた。


長い黒髪が顔を半分覆って却って色気がでる。


しかし、笑った顔が口が大きく横に裂けたような気がする。


あっと思ったが、見て見ぬふりして


女の豊かな胸にしゃぶりついた。


「あ、つめてえ」


「まだ、冷えてやすから」


色が白くて、雪のように冷たい肌だった。


「ねえさん、まさかあんた・・」


「また雪女どすか」


「いや、あまりに色が白うて冷たかったんで」


「兄さんの指一つで時期に熱うなりまっせ」


「ほんまかいな、でもさっき・・・」


「おかしな兄さんやな、何怖がってはるんですか」


「あんた!まさか、この辺で有名な白虎の女狐」


「かもしれまへんえ」


「いやいや、、それなら大丈夫や。これ、みてみい。」


「なんどすか?」


「金毘羅大明神にお参りして狐に騙されんようにと


まら棒にまじないを書いてもろうてきたんやもし、あんたが女狐なら


わしのでち棒は見てられんはずや。何ともないか?」


「まあ、おかしなことをしてはるんですな・・それより、もっとこうしておくれなねえ」


男はまら棒に金毘羅大明神 狐除け 御守りと墨書きしてもらtってあったのだ。






だんだん男も女も夢中で抱き合ううちに寒さも忘れた。


「ぴっとん、ぴっちょん・・・・」


「ん?雨に変わったん?」


「いややわ、兄さんの指があまりにうまいさけ、うちの体がとろけだして


水が垂れとるんです」


「え?」確かに姉さんの太ももがじっとり濡れて


これは汗ではないようだ。


しかし、今までの女は熱い汁を垂らしたものなのに・・・


でも男として女がそこまで夢中になってくれていることは嬉しくないはずがない。


「ほんならそろそろ」


「まっておくれやっっしゃ。この先はもう百文」


「ねえさん、そら殺生だんがな」


「あと百文だけ」


「しゃあないなあ、払うわ。気がそがれるから後でな」


「ええわ、ほな、入れて・・・」


「こう・・ここ」


「あ、そこ」


「ねえさんのはずいぶん潤っていて辛抱たまらんが」


「うちも・・・ああ・もう逝く・逝く・逝く・・・」


「待ちいな。わしも一緒に逝くさけえ、あ、もうたまらんなあ」






「ちょい、ちょい。さっきからわしが腰を送り出すと


姉さんが腰を引きよる。ちょっともイケんがな」


「こっから先は・・」


「また百文かいな」


「うふ、これで最後やさかいに、なあ」


「ええわ、このまんまやったら後悔がのこるさけえ、いくらでも払うわ」


「うふ、うれしい」


「ほな、イクで。おう、あぐ、もう、出る」


「ええよ、うちも、あ、あ、あ」


白い蝋のような液をでち棒の先にしたたらせて男は逝った。






男が果てると火が消え、あたりは真っ暗になった。


「なんや、ねえさん。これどうなっとるんや。あ!さぶ」


あたりを見回してみると天井には星空が広がり、


囲炉裏もむしろも女も消えていた。







春になって雪が溶け、里の猟師たちが山に入ってみると


尻裸になった男が凍え死んでいた。


「ありゃ、また白狐さまがいたずらしおったらしいのう。


見いや。男のでち棒の墨書きのまじないが消えとるがにい。


これじゃあ、まじないの意味なしやなあ」


「女狐様はまた逝き女に化けよったんかいな」


「ほんまに、あなおそろしやなあ」





PS 最近エロ妄想話も削除されることが多いので

   昔話風にしてみました。 とさ。めでたし、めでたし。