池波先生の不朽の名作「鬼平衛犯科帳」
大ファンである。
息も切らずに読んだ作品のひとつ。
でも、だんだん不信感が・・・
あの作品を読んでいると
宿屋や棒手振りや職人たちが
善人ではなくて、過去盗人が足を洗った人たち
ばかりなのである。
宿屋は盗人宿
棒手振りはおとなしそうな顔をした盗人。
職人はすねに傷を持つかっての盗人の仲間。
そして心を入れ替えて鬼平衛の手先になった
根っからの盗人ではない悪人。
池波先生は他の市井の人たちをあまり
登場させないのかね?
捕り物帳なんてのはみんなこの作りを踏襲してできている。
大岡越前だって・・・銭型丙治だって・・
昔は盗人ばかりいたものか。
不思議に思いませんでしたか?
「うむ、そのことよ。そのことよ」