オレは長崎県の出身。
両親とも長崎。
長崎は原子爆弾が投下された。
両親は被爆して
被爆者手帳を持っている。
正確には持っていた。
もう両親ともなくなったが
健康的にはそう病的ではなかった。
父は糖尿病、死因は肝臓癌。
母は長寿で92歳まで生きた。
死因はほとんど老衰。血圧は高かったが。
その両親は共に被爆し、戦後50年以上生きた。
どれだけ放射能を浴びたか確かな数字データなどははないが
落ちた瞬間被爆中心地から10KM以内に居たことは確かだ。
広島と長崎の違うところは長崎は山が多い。
そこで山にさえぎられて熱風を直接浴びなかった点で広島より
死者数は少ない。
長崎の被爆地に近い小・中学校では
校庭を掘ると炭化した黒い土が出る。
子供の頃には死んだ人間の灰がでると恐れたものだ。
コレは言い換えれば学校の土は放射能をかなり浴びて放射線を出し
続けていたのだろう。
長崎の子供たちはその校庭で遊び、運動をした。
広島も同じ状況だったに違いない。
そして県内で取れた野菜を食べ、鶏肉や豚肉を食った。
オレは非常に病的で何度も入院を繰り返して
居るので、とても健康体とは言い切れないが
果たしてそれが放射能の影響なのか?
あまり農作物や肉や魚の放射能を気にすることは
ないのではないだろうか。
確かに体内に取り込まないに越したことはないが。
幼児や子供には取らせたくないが
40・50を過ぎた大人は天の定めた寿命のほうが
先にくるのじゃないか?
オレの体に放射能が溜まっているとしたなら
原爆被害よりも病院のレントゲン検査やCT検査で浴びた
放射線のほうが多いのだろう。