寝る時には一応窓のサッシを閉め
網戸を引き、外から見えないように
障子戸も閉める。
ところが夜中に暑くなってくると
障子戸を開けるだけで外気の冷たさがガラス越しに
感じられて結構涼しい。
やがて堪らずサッシも開ける。
外の風が心地よい。
やがて蚊が侵入しそうになるのであわてて閉める。
テレビを消し忘れ、電気を消し忘れ
寝ていると娘が入ってきて
あわてて障子戸まで閉める。
「あ、いつのまにか寝てた?なんだよ。開けといたほうが涼しいんだよ」
「幽霊が覗いたらどうすんの?」
「幽霊が覗く?そんなバカな」
「さっき恐怖の心霊写真特集って番組見てたでしょ」
俺は心霊写真をみてもどこに手が映ってるとか
女性の顔が・・・と言われてもよく見えない。
タレントが「きゃ~」と叫んで
司会者が「ここに注目しながらリプレイしてみましょう」
それでも「???」状態。
でもあんなものは見えないほうが幸せに決まってる。
だから無闇に闇に向ってシャッターを切ることは避けている。
生活の中で何気に暮らしてると
手とか顔とか見過ごしてしまう。
眠れぬ夜は一日窓の外を眺めているときだってあるのにさ。
娘は見えたことがあるのだろうか?