ブログネタ:アイスをトリプルにするなら、フレーバーは何を選ぶ?
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恐ろしい話があったもんだ。
アイスのトリプル!
想像しただけであの、あの時の悪夢が・・・トラウマだ~
もう30年以上も昔の話さ。
笑いながら聞いてやってくれるかい?
大学進学で上京して始めて31のアイスを食うことになった。
クラブの帰り、皆でぞろぞろと駅に向って歩いていると
31が新規オープンでおしゃれな店の前には人が沢山並んでいた。
「あ、食べよう、ねえ、食べようよ」
一人の女の子が言い出した。
女子の少ない部だったために、女の子の提案は
すぐに取り上げられた。
俺は田舎から出てきたばかりだったので
31なんて初体験。
実に美味そう、だが貧乏学生にはお高い。
でもそこで一人だけ「俺、要らない」とは言えない。
列の一番最後に並んで皆の注文の仕方を見ていた。
俺は店の女の子の笑顔をまともに見ることが出来ないほど
田舎出身であることがばれないかと恐れていた。
「どれになさいますか?」
「これ」オレンジシャーベットを指差した。
「シングル、ダブルどちらになさいますか?コーンとカップ・・・」
「シ、シングルで」コーンを指差し、アイスを受け取り金を払って店の外へ。
訛りを悟られまいと出来るだけ指差しで注文を終えてホッとしていた。
クラブの連中は道路の端に寄って
手にしたそれぞれのアイスを舐めていた。
「オレンジシャーベットかよ・・・味見えてるだろ。
こういう時はニューフレーバーに挑戦しなきゃ」
付属高出身の男が物知り顔で皆に同意を求める。
「いや、おいはオレンジ好いとうっけん・・」
誰に言い訳するわけでもなくつぶやいた。
いざ舌を出して、べろーんと舐めたら
コーンから丸いオレンジのボールがボトンと地面に落下した。
「ゲエエェ!」「わ、やった~」
東京出身の連中はダブルとかトリプルとか
何で落とさずに食べられるのか未だに不思議でしょうがない。
したがって俺はシングルしか食べた事がない。いまでも・・・