済ませて帰宅。
俺は困った事に寺や坊主が大嫌い。
亡き父は母が困るからと言って、墓を買った。
父も坊主や宗教が嫌いだったが、母が不安になるので
墓を買って一緒に入る準備をして亡くなった。
当然母も同じ墓に眠ることになる。
だが、父や母や寺嫌い坊主嫌いの俺に墓を託して死んだ。
当然、信心心の無い俺が墓の面倒をみる変なことになった。
父母は長崎で元は浄土真宗。
東京で買った墓は真言宗。
東京でチラシを見て、お寺に行ったところ
何宗の方でも購入できます、入れますというので買ったのだが
墓に入る為には真言宗に改宗しなければならなかった。
父はその辺をよく理解しておらず、
父が死んだときに、浄土真宗で葬式をあげ、
戒名も浄土真宗の坊主につけてもらった。
さて、納骨のときに今の寺の坊主が怒ったね。
浄土真宗の戒名を持った人に私が真言のお経を上げたらおかしなことになるでしょ。
戒名は入る寺に頼まないと・・・
しらんもんね、そんな事。
入る傍からすったもんだがあった。
ますます俺は寺嫌いになった。
誰が言い出したかあの世とか極楽とか・・・
科学と言う言葉が無い時代に、宗教家が人の心の
弱みに付け込んで、見たことも無い世界の話を作り上げ
まことしやかに・・・あーすべきだ、これはこういうしきたりだ
と勝手に騒いでいるだけではないか
うちには墓はあるが私は墓に入るつもりは無い
散骨を希望している。
戒名なども要らない。
遺影も不要、子どもの心の中に思い出としてあればよい。
子どもが忙しさに忘れてしまうならそれもOKだ。
それこそ、私のお墓の前で泣かないでください。
私はそこに入りません。
眠ってなんか居ません。
私は海の藻屑となってあの大きな海のそこに沈んでいます。
今はそう願っている。そう、遺書には書いておこう。