フリチンも決して木の股から生まれてきたわけでは
無いので、俺を産み落としてくれた母が居る。
その母は92歳になる。
名古屋のホームに一人暮らしている。
しかし、最近固形食物が食べられなくなり、流動食のみ
の食事になったとお世話になってる老人ホームの先生から連絡があった。
医師の診断では「もう長くは無い」とのこと。
幸い?不幸にも俺は仕事をしてないので
今月から母の枕元で過ごしたい。
介護などの看病は出来ないが
せめて側にいてやりたいと思っている。
父の死に際には間に会わなかった。
仕事が忙しく、入院したとの連絡を受けたが
急変し、まさかそのまま無くなってしまうと想像も
してなかったので、見舞いにもいけなかった。
後悔が残る。
兄のときも死に際に立ち会っていない。
せめて母親は看取ってやりたいと思う。
しかし、我とて透析をやりながら・・・去年末は心臓に
以上を感じ、急遽ステントを冠動脈に挿入するという
緊急手術を受けなければなら無かったほど
ガタの来た身体・・・
でもこれが俺に出来る最後の親孝行と思って
そうする事を決めた。