ブログネタ:店員さんに恋したことある?
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もう何十年も前、田舎の長崎から東京見物に上京した時の事。
当時は日本で初めて銀座が歩行者天国として開放されて
日本に上陸したマクドナルドの銀座一号店がオープンして話題を呼んだ。
兄が大学に通うために一人暮らしでアパート暮らしをしていたので、兄の見張り番を兼ねて
俺が家族を代表して花の東京へ行ったとさ。
兄は東京の色に染まり始めていた頃なので、田舎モン丸出しの弟の前でいい格好しようと
俺を銀座の歩行者天国に連れて行った。
で、「飯でも食うや?」とマクドナルドに向かった。
マックの前に立って生まれて初めてのハンバーガー(それまでハンバーガーはポパイに
出てくるウインピーが食ってる姿しか知らなかった)を註文したとき、対応してくれた
女の子にカミナリを浴びせかけられた気がした。
「ハンバーガー2つ」と言って前を見て驚いた。
無茶苦茶可愛い。テレビの世界でしか見たことないようなかわいらしさだった。
俺はボーっとカウンターの前に立ち尽くし動けなくなった。
その子は美しい笑顔を俺に振り撒き「ポテトは如何ですか?」
「ポテトってなんですか?」
ハンバーガーを知らない俺は当然ポテトも知らない。
ジャガイモは知っているが、ポテトチップスも未知のものだったし、ステイック状のじゃいもも知らない。
彼女は写真を指し示しながら、小首をかしげて俺の返事を待っている。
俺も彼女と同じ方向に首をかしげて流れ星が3つも流れるくらいの間、考え中。
「次の方どーぞ!」後ろの客が註文して彼女は奥へ引っ込んだ。
そこに兄貴が恥ずかしそうに「行くぞ!」と俺の手を引いた。
「馬ー鹿が。東京にはあの位の女はいっぱいおっとぞ!ハズカシか真似ばすんな!」と俺の頭を
こずいた。うわ~!東京はなんてすばらしいところなんだろ!俺も絶対高校卒業したら東京の
大学に行くぞ!と誓いました。
店員さんに恋した一瞬でした。
彼女には2度と会うことなかったけど、彼女の美しさ=東京の大都会さで感動。
あのこも結婚して、いいオバちゃんになってるのかな?