お祭りの出店の定番と言えば | ふりちんの寅のブログ

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ブログネタ:お祭りの出店の定番と言えば? 参加中
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定番ではないが、アレが好きだった。

型抜き。

ちょっと薄荷味のする薄い2cm×3cm程度の板に色んな形が

なぞって溝がついており、それを溝に沿って上手く抜き取ると賞金が貰えるというもの。

賞金たって50円~500円程度だが、子どもの好くない小遣いでは大金だ。

俺が子どもの頃は1枚10円だった。

おじさんからそれを買うと虫ピンを1本貰い、出店の周りの適当な場所でコシコシ・・・慎重に慎重に。

俺は根気がないのかいつも途中で割れてしまう。

「おじさん、もう一枚」とそこへ中学生くらいの少年が「出来た!」と言ってくりぬいたやつをおじさんに見せる。

「どれどれ・・・うーん。ちょっとココが欠けてるが、ま、いっか。これは50円だ」

「やった。じゃそれであと3枚頂戴」

「ああ、頑張って!・・・さあ、僕は何枚ほしいの?2枚3枚?」

「じゃあ、2枚ください」と少ない小遣いを注ぎ込んだ。

結果は全滅・・・・上手くもない薄荷板を口に放り込んで周りの少年達の様子をみる。

さっきの中学生は時々太陽にかざしながら薄くなった溝を虫ピンでなぞっていく。

お祭り3日間その出店に入り浸り。

最終日におじさんは大サービスをする。

「10枚買ったら2枚サービスだ。おじさんは来年もここにくるから一年かけて上手にくり貫いて

もってきな!」

子どもは争って100円出して12枚貰って家路に着く。

勿論その日に12枚全て失敗!



今思うと子ども心にある小さな射幸心を上手くくすぐって、楽な商売だなと感心する。



たぶんおじさんは出来上がった型抜きをもってくる少年が一人もいないことを知っている。

うまく出来たものをもってきた少年には「それはおじさんの店じゃないなあ・・・別の店のじゃないか?駄目駄目!

ここで買ってココで抜かないと認めないよ。」の科白を言うだろう。



今は出くわさない。今なら出来る自信がある。

皆さんにずるいやり方教えます。

熱であたためると板は柔らかくなり、割れにくくなる。それをカッターナイフとか・・・・

これはズルですね。でもあのおじさんもズルだもんね。