卒業式の思い出、教えて | ふりちんの寅のブログ

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ブログネタ:卒業式の思い出、教えて! 参加中


卒業式かァ


高校の卒業式は、参加して無いんだよね。

大学受験で上京してたから、そのまま合格発表見て、アパート探しなどで出れなかった。

九州出身なモンで状況するのに当時はブルートレインで丸一日かかる。

金もかかる。

じゃ、卒業式は出なくてもいいやってんで不参加。



だから中学の卒業式の思い出

卒業式は下級生がボタンを記念に貰ってくれるという神話を信じて、

準備の良い俺は前の日にボタンの糸を全部外してすぐ外せるように安全ピンで止めるという

下作業をしておいた。

式が始まると例の国歌だかどうかあやふやな「君が代」を歌うかどうかで会場はシラケ気味。

証書の手渡しも5・6人の不良グループが詰襟の学ランの衿だけエルビスプレスリーのような

わざと衿を高く大きくした改造学ランで参加したから不穏な空気。

不良共が先生にお礼参りするという昨日からの噂が学生達の間にざわざわと流れ出し、先生方の

緊張が伝わってくる。

いったんクラスに戻って先生の話や休み中の注意事項などの連絡があって


さあ、校庭の人のアーチをくぐって帰ろうかという時になって先生に声を掛けられた


「なあ、お前。永井と一緒に帰宅してくれんか?あいつらグループで問題を起こすかも知れん。


いくら卒業式が終わったと言っても問題を起こすとせっかく決まった高校取り消しになるかも知れんしな」


何で俺が不良グループの面倒を見なきゃならんの?と思ったが


永井とは小学校からの友達?で家も近い。


中学の2年から3年のはじめ頃は永井は少年院に入っていたから一時は口も聞かなかったが・・・


俺は優等生でクラス委員だったから「いいですよ」なんて素直な答えしかいえない性格。


俺は人の笑顔で送ってくれるアーチをくぐって永井が来るのを待つ。


その先の花壇当たりに下級生の女子がなにやらそわそわしてたむろしていて


「あーボタンは5個しかないのにどうしよう・・」みたいな余計な不安を覚える俺。


そこへ蟹股の永井はヌンチャクを片手に悠々と歩いてきて「一緒に帰ろうか」と言う。


それを見て下級生の女子は永井を恐がって近寄って来ずにボタンを渡すチャンスも・・・ハイ消えた。


学校を出て50mも行けば馴染んだ駄菓子屋の前で不良達がたむろしていて


「おい、永井お礼参りは明日だ。今日奴ら恐がって職員室から出てこねえ、時間は後で連絡するから・・


おい、お前、永井と同じクラスだよな?明日お前の担任も殴り倒してやるから一緒に殴らないか?」


「え、ああ、そう。あ、あの、僕は・・・いいよ」と嬉しくもない誘いを断り学校の坂を下って行った。


友達は楽しそうにおしゃべりしながら別れを惜しんだり、ふざけあったりして帰宅している。


その中に親しい顔を見つけて手を振るが、手を振り返すだけで近寄ってこようとしない友人達。


永井が隣にいたらそうなるよね。ふだんでも喧嘩ッぱやい永井とかかわりたくないモンね。


永井は途中で俺をパチンコに誘ったり、寄り道しようと誘ってくる。


「学生服じゃまずいよ」などと彼をなだめながらキマヅイ雰囲気で家に帰った記憶しかない。


翌日先生たちがどうなったかも知りたくもないし、噂も聞かなかった。


仲のいい友達とは即日以降電話して家に遊び行ったりしたけど、学生服のボタンは付いたままで終わった。