出会い系で知り合った女の子、華子。
その出会いはこうだった。
毎日沢山来る中の一通のメール。
資金援助での誘い、セックス一回で何万円、セフレ募集。
ぎりぎりの裸の写真、下着姿の写真。
それは女子高生の制服を着た写真を載せていた
興味本位でクリックした。
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・現役女子校生です。まだエッチの経験ありませーん。友達は夏休みに経験しちゃったって・・・あたしもエッチしてみたいなぁ。優しく教えて欲しい。その友達は痛いだけでちっともよくなかった・・だから初めての人は大人の人で経験豊富な人が良いョって教えてくれました。妊娠とかも怖いし・・優しいおじさん、メール頂戴」
・
どうせ、サクラか冷やかしのメールと思っていたが、制服を通勤電車で見かけたことのあるような気がして返信した
「いっぱい経験したい子さんへ
メール見ました。おじさんでもいいのかな?確かに若い男の子はヤリたいだけだからね、自分のことしか考え切れないんだよ。おじさんで良かったら優しくエッチを教えてあげるよ。メールまってるよ」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・・・・お返事有難う。これからも宜しくね、プロフ見たら優しそうなんでおじさんに決めちゃいました。あたしの友達がおじさんの住んでる町の近くにいるのでその辺は時々遊びにいってま~す。あたしは学生だから午後なら空いてるよ」
しかし学生とは危ないかな。卒業まで待つか。なぜならうちの娘も高校生だし、親としては娘がこんなサイトで知り合ってそんな事をしてるとは想像したくない。卒業してしまえば一人前の女として扱っても問題ないだろう。
「いっぱい経験したい子さんへ
有難う。うれしいよ、おじさんも早く逢ってみたいよ。エッチのことはあってから相談しよう。逢っておじさんのことが好きか嫌いか決めてよ。そのときは美味しいスイーツでも食べらがらお話しようね。
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・・・おじさんには何時会えるの?花はお金がないのでメール何回もできないよー。早く待ち合わしようよ。おじさんの都合のいいトコでいいよ。連絡ください。スイーツ楽しみです
「いっぱい経験したい子さんへ
君の名前は花ちゃんというんだね。やり取りで使ったメール代は後でおじさんが払ってあげるよ。この前の写真は顔が見えなかったのでもう一回写真を送ってくれないか。でないと待ち合わせできないよ。メール代も払えないし。お願い・・・右手をグーで左をピースした写真がいいな」
写真がないと信用出来ないと思った。どこかで手に入れた女子高生の写真を使った、なりすましかも知れないという不安があったから変わったポーズを指示してみた。
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・・・変なの。わかりました。ご注文の写真を送るねでも顔は恥ずかしいからサングラスします。いいでしょ?ハイポーズ!ってどう?」
送られてきた写真は俺の指定どおりのポーズをしてくれている。・・・・実在するかな?・・・
目がサングラスで隠されているので顔はよくわからないが笑った口元は可愛い。本物の女子校正に間違いなさそうだ。
「いっぱい経験したい子さんへ
早速送ってくれて有難う。可愛い子だね。こんな可愛い子にボーイフレンドがいないってのは考えられないな。おじさんも早く逢いたいくなったよ。きみの都合のいい日を教えてください。おじさんが時間と場所を指定する。いいだろ・・」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・・・あたしはぁ・・水曜日と金曜日にバイト入れてるからそれ以外の日ならOKだよ。早めに教えてね、でないと土日は友達と約束しちゃうから・・・・・・」
「いっぱい経験したい子さんへ
それなら来週の火曜日の午後6時にどうですか?場所は新宿駅のサザンクロスの大きな木のある公園の木の下で。目印にホットペッパーを丸めて持ってる。都合が悪かったら変更メールを送ってね。君の目印も送って」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・・・ドキドキする・・・おじさんととうとう逢えるんだね。楽しいクリスマス一緒に過ごしてね。待ち合わせ時間場所OKだよ。わたしは学校から直接行くから写真と同じ制服で・・・そのほうがわかりやすいでしょ?勿論着替えはもっていくよ。名前は花って呼んでね」
これだけのやり取りに一月近く掛かった。まあ、会社の帰り道だし、キャンセルされても大した問題じゃない。とりあえず逢って本物の女子高生なら目ッけもんだし、エッチも卒業まで待てば問題ないだろう。その頃は娘と同い年の子を・・そんな事も頭から離れていた。若い女には昔から興味があった。最近の子は私服でいると学生か社会人か見分けがつかない。幼い顔に化粧をするとそれがまた妙に色っぽい。
約束の日に会社帰りに待ち合わせ場所に行き、目印のホットペッパーを丸めて手に持った。この雑誌は街頭でいつも配ってるし、本屋の店先に山積みになって自由に持っていける。簡単に手に入った。やはりそわそわするもんだ、年甲斐も無く落ち着かなかった。そこへ
「こんばんわ、あれ、・・・・もしかして良子ちゃんのお父さん?」
「あ、君は確か友達の・・・浅井サンって言ったっけ?何で?学校の帰り?」
まさか娘の友達が出会い系?確信が持てず言い出せなかった。
「え、ええ。あたし新宿でバイトしてるんです。本屋さん。これから行くところ。おじさんは?」
「あ、ああ。会社の同僚と待ち合わせでね、・・・あいつ遅刻かな、あははは」
なんだ、バイトに行く途中か、吃驚したな。まさかあの子がね・・・違うだろ。浅井花子は娘良子の親友で以前、家にも泊まりに来たこともあった。確か母子家庭と聞いたような・・・そうか、バイトして頑張ってるんだな。それに引き換え、うちの良子は携帯電話の料金さえ親に払わせて・・・。ふーっ、でも女性と一緒のところをみられなくて良かった。
「じゃ、バイと頑張って」
「おじさん、良子に宜しく!クリスマス会楽しみにしてるって伝えてね」
そういって人混みに消えていった。俺は未練がましく待ち合わせの女子高生が現れるのを待ったが、とうとう来なかった。
「やっぱりな、ま、こういうもんサ」
独り語ちて電車に乗った。あれ、もしかしたら・・・あの子制服だったな・・いやバイトにいくんだから学校帰り制服は当たりまえか。・・・??
家に帰りパソコンを開いてサイトの写真を確認する。
あ!出会い系はうちの娘の行ってる学校の子!なんか見たような制服だと思っていたが・・・そうだったのか。・・・迂闊にも自分の娘の制服とは気がつかなかった。また少し罪悪感が目覚めた。・・・何か気になる。
「いっぱい経験したい子さんへ
今日おじさんは待ち合わせ場所に行ったんだよ。来てくれなくて残念。また来週同じ時間同じ場所でまちあわせする?」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・ ・・・・・・おじさんへ。あたしも行ったけどなんか声かけられなくてごめんなさい。
来週の同じ時間に。今度は勇気をだして声かけます。おじさんの名前を教えてください。」
来たのか。そうか物怖じして遠くから見て帰ったのかな。俺だって心臓バクバクだったもんな。無理も無いか。
「いっぱい経験したい子さんへ
もしおじさんに名前を付けるとしたら足長おじさんって呼んでくれればいいよ。怖い気持ちはよくわかる、実はおじさんも心臓バクバクしてたんだ。今度はおじさんのほうから声かけるからベンチに座っているだけでいいからね」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・・・・・・・・おじさんの苗字の頭文字アルファベットでいいから教えて!おじさんには高校生の子供がいますか?高校生がこんなことてたら怒りますか?」
「いっぱい経験したい子さんへ
おじさんのアルファベットはFだよ。確かに同い年の娘がいる。前にそんなこと話したっけ?確かに高校生でSEXの相手を出会い系に求めるのはどうかと思うけど高校生も立派な女性だしSEXに興味があるのは健康な証拠だよ。実はおじさんは今回は友達になるだけ、SEXは花が卒業したら・・と思っている。まずは友達から」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・ ・・・・・・・・おじさん、ごめんなさい。もう、逢えません。花は好きな子が出来ました。クリスマス一緒に過ごそうって男の子から誘われました。でもね、遊びのつもりでおじさんを誘ったんじゃないよ、ごめんなさい」
なんだ、こんな落ちかよ。一時の夢か・・・だよな、おじさんが若い娘と・・こないだ遠くから見て嫌だったのかも、俺もなに馬鹿なこと考えてたんだろ?出会い系なんかもうやめよう。
それからは一切メールもしなかったし、退会届も出した。がメールは止まらなかった。
あいかわらず、誘いのメールが沢山並んでいる。
毎日メールの削除処理に時間を割かれた。登録したところは勿論、登録してないサイトからのメールも来るようになり、削除のボタンを押す毎日が続いた。
春になって一通のメールに目が留まった。
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
・ ・・・・・・足長おじさん、覚えてくれていますか?高校卒業しました。卒業したら大人の女として逢ってくれるって。抱いてくれますか?私おじさんの事忘れられません。制服大切に取ってありますから、制服でデートでもいいよ」
あ、あの子だ。都合のいい娘だなぁ。彼氏が出来ればさようなら、フラレタらお願いしますか?でも若いセフレは持ちたいし・・・もう一回やってみるか。
「いっぱい経験したい子さんへ
卒業おめでとう。彼とは県下でもしたのかな?卒業のお祝いに美味しいご飯ご馳走してあげよう!そしてメールの代金もね。前の約束の場所覚えてるかな。時間は18時、公園の大きな木の下で」
「いっぱい経験したい子さんからメールが届いています。
おじさん、有難う。覚えていてくれて。今度の火曜日でいいですか?ご飯楽しみにしてます。彼なんて迷った私がおバカでした。」
またドタキャンかな、ま、期待せずに行ってみるか。うちの娘は短大に進学することが決まって遊び歩いている。
公園の木の下に向かった。仕事が終わらなくて遅れて行った。夕闇に何人かが待ち合わせしているようだ。そこには若い女性が一人腰掛けている。
つづく