朝は早くから目が覚めていた。
枕元の時計の針は全然進まない。
がばっと布団を跳ね上げるとシャワーを浴びながら顔を洗った。
バスタオルを巻いて、髪を乾かし、夕べ揃えておいた服を着た。
トーストとコーヒーで簡単に朝食を済ますと化粧台に向かう。
念入りに化粧しマニュキュアを丹念に塗った。
待ち合わせの時間までまだ2時間もある。
待ち合わせ場所まで電車を乗り継いで45分、ちょっと早いけど「家を出た」ってふりちんにメールして駅までゆっくり歩いた。
赤いパンプスにタイトのスカート。
スリットが大人っぽく見せるのがセックスアピールバリバリって感じ?
ふりちんの奴こないだと違うイメージにびっくりするかな。
胸元のボタンを思い切って二つ外してみた。
どう?胸の谷間も作ってきたもんね。ちょっと苦しいけど・・・
いつもより色っぽく腰を振って歩く。馴染の商店街も違って見える。
電車に乗る前、降りた後、駅のトイレに入って口紅を塗りなおしてカーンペキィ!。
改札を出るとベンチのほうへ足を向ける。
ふりちんはすでに待っていた。
律儀なふりちん。ふりちんのアソコも律儀だし。うふふ。
10メーター程手前で立ち止まり、利き足に体重をかけ、笑顔を作り、右手を軽く上げる、これが待ち合わせの際の色っぽく見えるポーズって女性月刊誌の特集に載ってた。
決まった・・・かな?
「はづきはちゃんと時間を守るンだな。俺は時間にルーズな女は苦手なんだ」
ちょっとショック。普段は時間遅れ気味のはづきなんだ。
「今日のデートの計画は?」
「まず飯食おう。」そう言って歩き出す。
小走りに追いかけて腕を組む。
するとふりちんは方向を変えて・・・駅の立ち食い蕎麦屋に入る。
えー?デートで立ち食い蕎麦ァ!
「ここの鰹出汁はしっかりしてんだ。竹輪天、蕎麦ね。何にする?じゃあ2つ」
「せっかくのデートで蕎麦屋なんて、しかも立ち食い?」
「朝は軽いもんが胃にもいいんだよ。蕎麦は消化がいいし」
正直、何年ぶりかの駅蕎麦は美味しかった。
汗をぬぐいながら店を出た。
「ふ~暑いときは熱いもんに限る」
「そう?あたし冷しそばにすれば良かった。汗かいちゃった」
「少し歩こうか?川のほとりは涼しい風が吹いてるかも・・・」
「うん。」
実際に歩いてみると、たまに吹いてくる風よりも歩道の側を走りぬける車の排ガスのほうが気になった。
しばらく歩くと先日のラブホテルの前に来た。
ふりちんは「涼しいトコへ行こう」そう行って背中を押した。
はづきも勿論その気だったから素直に歩いたわ。
正面玄関を通り過ぎて脇道に入る、え、ココを上ってあの公園?あたしパンプスよ!
でも、小さな裏口に来ると「もう我慢できないんだ、いいだろ?」
「えー!昼間っからぁ?もう・・」って入っちゃった、えへ。
日曜日の昼間のホテルはガラガラだった。
部屋に入るとあたしを抱きしめ「今日は大人っぽいね。お色気むんむん」
「またぁそんなこと言ってぇ」
「マジで・・ここ・・痛いを過ぎて爆発しそう・・・」
「あ、あせらないで・・・」あたしもすでにびしょびしょになってるような下着が張り付いた感覚がある。
お姫様だっこでベッドまで運んで、そっと降ろされた。
サマーセーターを脱がし、ブラウスのボタンを外していく。
ブラとスカート。スカートを脱がせやすいように腰を上げた。が、ふりちんの取った行動はスカートをめくり上げ顔を近づけてくる。
「待って、しわになるから脱がせて・・・」
自分で横のファスナーを下ろし腰を上げ、スカートを下ろしてもらった。
律儀にもふりちんはセーターとブラウスとスカートをハンガーにかけている。
「早く来て!」誘うような笑顔を送る。
ふりちんはシャツを脱ぎ捨てジーパンのチャックを下ろしてパンツ一枚になって突進してきた。
「愛してる?ならキッスして・・・」
フレンチキスからディープキス、ちゅっちゅ、ちゅっちゅ音をさせながらキスは胸からおなかに降りていく。
期待感にあー、ん~んん。声を上げてしまう。
「おっ今日はTバック。最高!もっと良く見せて」
「あんまり見ないで。・・・」あーん、すでに濡れているの見られちゃうよ~。
「あれ、もうこんなになってるじゃん!凄い」
「だって我慢できないんだもん」
「かわいいな、はづきは・・・素直な体!」
そしてTバックを引っ張って食い込ませ、あたしの割れ目がはっきり見えるようにした。
あー食い込んじゃう。ふりちんの指はその割れ目を這う。
「ここ。クリトリス。当たった?」
「うん。あん、感じるよう~。いい、あん、クっ」
「おっもうパンツの上から指が入っちゃうぞ。ほれ、あー指のあとが残るよ」
「恥ずかしいよう」
「パンツからヌルヌルが染み出してる・・・」ンう・・あーあーんそんなことォ言わないでぇ・・・アー感じる。
「吸っていい?」あーんそんなこと聞くなぁ!答えられナイよ、えっち。
早く吸って、いやらしい音で吸って・・・よ・。
パンツの上から尖った舌を入れようとする。ダメだって、そんなことしちゃぁ。ね、Tバックの横から触ってぇ・・指を入れて、掻いて・・ああーぅいい、いいの。
Tバックの横から指をすべり込ませあたしのヌルヌルをクリに塗る。
うっあゥ!そこ、感じるの・・おしっこ出ちゃう・・なっ・・いい。
「はづき・・新しいTバックプレゼントするから・・好きにしていいか?」
「え?・・・??・・替えの下着持ってきたけど・・」
「じゃいいな?」怖い、何をするの?
ふりちんはバッグから鋏を取り出してきた。
「えっ?なにするの?」
「Tバックのココを切りたい」そう言ってTバックのまたの部分を切り離してしまった。 つづく