何か勉強させよう→そうだ公文にしよう
という方、ちょっと一旦ゆっくり考えてみましょう。



東大生の1/3が通っていたとされる公文ですが、2/3は公文をやらなくても東大へ入っています。もはや知らない人はいない公文教室は世界中にあり圧倒的な生徒数がいるため成功事例が多いのも事実です。


お子さん4人を東大に合格させた佐藤ママ(佐藤亮子さん)は、お子さまたちに1歳から公文を習わせていらっしゃったことを数々の書籍で紹介しています。佐藤家のお子様のように東大に入れたいから公文を習わせよう!と安易に考えてしまうのは大問題です。


佐藤ママのように『縁の下の力持ち=黒子』に徹して、ブレない教育方針、勉強を自らするような家庭環境、計画性、持続性、忍耐力、受験生を全面でバックアップする体力、、みえない努力がいくつも存在します。


3歳までに絵本1万冊の読み聞かせ、童謡を1万回親の生歌で聞かせる、リビングにテレビは置かない(普段はつけない)、ママ友は不要、夜9時までには寝かせる、100年分の過去問を解く、家事より子どもを優先(でもお料理はきちんとされていたとか)。4番目の女の子が受験中には一緒にお風呂に入り、髪と身体を洗い、最短で髪の毛を乾かす為に業務用のドライヤーを買って20分短縮し、捻出した時間は勉強に。一番下のお子さんが大学へ入学するまでの26年間は全て子ども優先。限られた一日24時間をどのように過ごすか、習い事もさせながら有効に過ごしているという印象を受けました。


天晴れです。
とても一般人に真似できることではありませんね。(だから東大に行けちゃう)


つまり、◯◯塾へ行けば何とかなる、公文へ行けば東大脳といった、他人任せで学力を高めようとするのではなく、我が子のことは親がしっかりと把握し、寄り添い、見守っていくことが大切なのだと思います。


「学習習慣」を身に付けるために公文式を取り入れた佐藤ママのように、幼児期から低学年までは習慣付けが大事です。

思いっきり外で遊ぶことも大事、お手伝いも大事、親子で遊ぶことも大事。バランス良く、それぞれの家庭環境に合った習慣付けをしていって欲しいと思います。