突然の休園・休校から一週間が経ちました。
 
あと数日だった幼稚園生活が急に終わり、卒園式もやるのかやらないのか不安を抱えながら過ごす日々…子どもは幼稚園という場所に「。」終わりを意識して小学校へ気持ちを向けられるのだろうか?いろいろなことを考えると胸が痛いです。


塾でパソコンの遠隔授業や動画配信などが対応されていました。幼児を対象としている我々の教室では何をするべきなのか?とても悩んだ一週間でした。動画配信をしたらそれをきっかけにスマホデビューしてしまう小さな子がいては、それは本意ではありません。この小さな画面に頼らず楽しく毎日過ごして欲しい、少しでもお役に立てることがあれば…と、LINE@で朝晩のメッセージ配信をしました。それは一日子どもの面倒を見ているお母様(保護者の方)へ。


まずは、早起き・早寝をすること。
一日の予定を決めること、一週間の大まかなスケジュールを立てることらお手伝い係を決めること、献立を子どもたちと考えること。

月曜日、ラジオ体操を毎日やることをすすめました。夜は子どもを寝かしつけたママたちとアプリでチャットをしました。
火曜日、天気が良かったのでウォーキング・散歩・親子遠足のご提案をしました。
水曜日、息抜き&手抜きデーのススメ。朝昼晩の食事の支度は本当に大変です。手抜きしよう!自分も公言することで堂々と手抜き料理を楽しみました。
木曜日、運気が上がるように掃除をおススメしました。
金曜日、来週の予定を決めることをすすめました。手作りマスクを生徒さんに郵送しました。

家で遊んでいる様子を写真で送って下さった方やFAXで絵を送ってくれた方、工作のページが載っているURLを教えてくれた方もいらっしゃいました。なんとか乗り切った一週間でした。


子どもは学ぶ場を求めている、と改めて思った一週間でした。大人だって、仕事をしているから休みが嬉しいのであって、子どもも学校で勉強を頑張っているから休み時間が楽しいし、休みの日に充電ができるのだと思う。

もっともっと学ぶ場を提供してあげたい、環境を作ってあげたいと思いました。

来週から「いっぽ」は通常通り授業を行ないます。