ゾンビくん
彼に出会って話をしたのは、半年以上前かな?
彼と話をした事で、「子供を理解する」が一歩と言わず二歩三歩進んだ気がする。
それまでは、子供を理解しよーしよーとしてのはただ頭だけだった私に、何かストンと府に落ちるというのか、心に落ちてくる感じ。
そんな機会をくれたゾンビくん
彼は、見た目まさに「ゾンビ🧟♂️」
彼は言ってた「心の傷って見えないですよね。それを可視化してるんです。」
「ザ・ディレクソン」というNHKの番組、皆さんご存じですか?
視聴者の皆さんがディレクターになって
地域を元気にする番組のアイデアを出し合い、
最優秀アイデアをNHKの全力サポートで番組化してしまおう!
というなんとも斬新な番組らしく、2019年山形で企画制作された時に、山形を愛する若者が集結。
アツ~イ議論・審査の結果
「ゾンビでもいいですか?」という、彼のチームの企画が優勝して、番組化されることに!!
彼は優勝記念に初主演作品として、初めて主役をして、4日間かけて、プロの方と25分間のドラマの撮影に主演しました。
彼の人生がNHKで、初主演で、実話ドラマ化されました。
レディー・ガガさんをメイクされたこともある、特殊メイク世界一のアーティストに毎日メイクしてもらったそうです。
【▼Kenji Sato▼】
https://www.kenjisatomakeup.com/
「ゾンビでもいいですか?」という彼の実体験をドキュメンタリードラマ化した初主演ドラマが、彼の人生が全国へ紹介。
そして、彼は今、ゾンビ姿の生活をドキュメンタリーとして、
世界初プロゾンビライバーとして、
傷だらけの姿で傷だらけの人生を世界へ伝え、世界をもっと優しい世界にする為に、
ライブ配信をして新しい生き方に挑戦しています。
【▼ライバー生活 密着取材▼】
https://www.instagram.com/tv/CAr9bxOpNR6/?igshid=g5lyvuj27hq3
【▼ゾンビくん Facebook▼】
https://www.facebook.com/taku.kaito.5
【▼ゾンビくん Twitter▼】
https://twitter.com/Zombie_Liver?s=
【▼ゾンビくん note▼】
https://note.com/kaitakusha07/n/ncd7556453b33
そんな彼とは、コロナ禍の中のリモート飲み会で知り合いました
山形の息子といってもおかしくない年齢の子と長崎のおばちゃんが知り合うなんて、コロナ禍のご利益といっても過言ではないかと。
彼と話をしていて、
状況も環境も違ってて、
彼の心の傷を理解するには、とても深く
「わかる!」なんて言えるものではなく
本当に心の傷は目に見えないし、その人が背負ってきた苦労は見えないし、ただその傷の痛みと深さを想像したり、感じる事はできた。
痛いくらいに。
不登校の我が子を理解してるつもりだったけど
それはどこか頭だけだったみたいで
「頭痛い。外出れない。」って言ってくる子供に
「いーよいーよ。」とは言うものの、一日中、ごろごろしてたり、ゲームしてたりするのを見ると。
「怠けてんじゃない?これから先、世の中甘くないのに、出来る事やったら!?」って、怠け者扱いしてる自分がいました。
よく不登校児の親に
「大丈夫。子供を信じて。」
って言う人がいる。(最近、私も言ってる💦)
そう言われる度に、
「私が先に死んでも生きていけるのか。が心配なんよ!!何が大丈夫で、何を信じろって!?」
って、心は思ってた。
でも、彼と話をする中で
「心の傷は、見えない」
「身体に傷もなく、元気に見えるけど、心は豆腐状態で、今にも壊れそうで、強い力がかかったら、ペチャンコになってしまう程」
「少しの時間、家を出るのも必死」
教えてもらって、気づけた。
昔、友人がそのように言ってた時は、そのまま受け止め信じていたのに、我が子となると、ちょっと違ってた。
信じてないわけではないけど、心配なあまり。
結局私は、
「痛い。苦しい。」って言ってるのに、信じてなかったのだと。
我が子がキツいって言ってるだから、キツいの。
怠けてようが、甘えてようが、そんなのどっちでもよくて。
信じて、休む場所と時間をあげれるのは、親しか居ないんだから。
言葉を信じればいいんだ。と。
最近は、「言葉」を信じる。にもう一つ加わって
「本当に充電出来た時、立ち上がるキッカケさえ掴まれば、勝手に立ち上がっていく。めちゃめちゃ当人が葛藤して頑張ってるんだから」って、子供の事を信じるようになりました。
そう気づかせてくれたゾンビくん🧟♂️に感謝してます!
彼に最後に
「もし、そばに同じように不登校だったり、家から出れないような子がいたら、(ゾンビくんにお金も時間もあるとして)何をしてあげる?」
と聞きました。
彼の答えは
「隣に座ってます。」
でした。
私は、ウルウルきた目をごまかしつつ、トーク終了しましたが、すっかり彼のファンになりました。
とても応援したい青年です!