途中入社で、寺の眷属でもない者が、
実践派を目指すと言っても簡単ではない。

また、実践派は前にも述べたが
大雑把ではあるが3分類される。

1)営業至上(布教至上)派
2)社会派
3)奉仕(人道)派

営業至上派は、寺の大義名分は寺院興隆、
外向けの大義名分は " 布教の拡充 " 。

これを目指すとすれば、
寺を持たない身なので、
住職の指示のもとに檀家回りをコナスこととなる。

読誦する経典も布施次第、寺との縁も本音は " 布施 " 。

" 布施 " の終わりが縁の終わり。

社交辞令を超えて本音で " 布施は気持 " などと言えば一騒動。

『誰の所為で給料がもらえるかいね?』

娑婆ではよく聴くセリフをこんな処で聞こうとは思っても見なかった。

何時かそんなセリフを言われる前にヤンワリと距離を置くこととした。

$私は僧侶になりました