経過観察 初回の3か月のCTの結果 | ゴルフ系サラリーマン 上咽頭がん闘病日記

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2021年3月、首のしこりが急速に巨大化
上咽頭がんの宣告からはじまる闘病日記です。

 

 

皆さんこんにちは。

 

がん治療後の経過観察は5年間続きます。

4月に一応はがんが画像上は消えたと判断されて経過観察の身となりましたが、

再発することも多いのでこの先5年間は定期的にCTでの画像検査を受けていきます。

その初回が7月12日にありまして、22日にその結果を聞きに行ってきました。

 

もともとの上咽頭がんの原発の部位は放射線科の先生がファイバースコープを鼻から挿入して診てくれます。

先生が画像を見たいですか?というのでモニタを一緒に見せてもらいながらでした。

するすると鼻の奥までスコープを挿入し、鼻の奥の喉の部分がモニタに映し出されました。

もともと腫瘍があった場所と思われる場所にはきれいなピンクの粘膜が映し出されきれいな状態で問題なしということでした。

 

その後主治医の診察でCT画像の評価結果を聞きました。

治療前最大6cmあった首のリンパ節転移はその後の放射線治療で縮小しながらも4月の段階で少し残っていましたが、前回よりも縮小し、

リンパ節転移部分の増大は認められないとの評価となり、今回は問題なしとなりました。

肺や首から下のリンパ節への転移なども見られませんでした。

 

次回は10月12日に同様のCT検査を受けます。

 

ありがたい結果になったわけですが、例えるならば命の更新とでも言いましょうか、本当に結果を聞くのは怖いものです。

与えられた命をありがたく思い、この先の3か月を過ごしていきたいと思っています。

 

味覚のこと

 

味覚はものにもよるんですが、6割くらいを感じられるようになりました。

甘いものなど、ものよってはほぼ100%じゃないかなと感じられるものもあります。

ただカレーライスや吉野家の牛丼、中華丼、サッポロ一番など、しょっぱさは感じるんですが、うまみ成分が弱くてまだまだ治療前の記憶にあるおいしい!とはなりません。

今はおいしく感じられるものを探しながら食事をしている感じです。

脂身を程よく含んだ肉が一番おいしいと感じます。塩とこしょうで味付けしたラムチョップは最高でした。

脂身肉は不思議なことにうまみをすごく感じます。

 

トータルすると放射線治療直後から胃ろうの半年間の絶望期から比べると天と地の差です。

 

唾液は1割未満で、常に口の中が乾燥してしまう状況です。寝起き時は特にひどいです。

起きているときは常に100%のオレンジジュースを飲んでいます。

いい感じに口に中に粘膜を貼ってくれて乾燥を和らげてくれます。

お肉やお寿司などいろいろなものを食べられるようになりましたが、ご飯を飲み込む時にはチェイサー替わりの味噌汁がないとなかなか飲み込めないものもあり、食事には味噌汁が必須です。

パンの時は必ず牛乳が必要です。

 

上咽頭がんで同じ治療をされたおかっきぃさん、今一番つらいと思いますが、必ず味覚は少しづつですが戻ってきます。

頑張ってください!