みなさんこんにちは。
後半戦の放射線治療、シスプラチンという抗がん剤治療も中盤を迎え、気力だけで病院に向かう毎日を過ごしていた頃です。
既に口からは何も摂取できなくなっており、100%胃ろう経由での栄養剤の投入に頼っていました。
放射線治療の効果はすごくてあんなに大きかった首のしこりがみるみるうちに縮小し、15回目くらいで半分以下になっていました。
放射線ってすごいなと思うのと同時に、がん細胞の増殖のスピードはものすごく速い分、細胞分裂を放射線で邪魔してやるとあっという間に死ぬことに驚きを感じていました。
以下、日記を転載
10/12 放射線11回目 シスプラチン投与3回目
S先生問診 首のしこり縮小を評価 指で触ると3cmくらいはまだある 体重減につき半固形栄養剤のラコールの処方数を3パックx7日間分に増量
前回と同じルーティンで抗がん剤点滴を実施 口腔内ネバネバ
10/13 放射線12回目
シスプラチン副作用の胸焼けが明け方からひどく3時に目が覚める 胃ろうを使って朝一でラコール投入
生理食塩水の点滴のため点滴センターへ 看護師Mさんまた2回針入れ失敗 看護師チェンジ 合計ラコール3回投入
10/14 放射線13回目
シスプラチン3日目の生食投与Day Mさんまた針入れ失敗、いい加減いやになる
ニコニコ笑顔がかわいいNさん登場 針も痛みなく一発でコンプリート
10/15
放射線14回目
いよいよ口の中がカラカラでネバネバ もう何も食べられない 栄養剤ラコール100% 胃ろう依存状態
10/18
放射線15回目
同上 今週の治療を終えるとようやく後半戦の折り返し地点に到達 まだまだ遠いが頑張るしかない
10/19 放射線16回目とシスプラチン投与4回目
ラコール切れのため昼食用にコンビニおにぎり、いなり、菓子パン購入
どれも数口食べてまずすぎてギブアップ→廃棄 今日の点滴治療終わるまで数口のカロリー摂取 カロリーほぼ摂取できなかった
苦味というか嫌な後味が残り到底食べることができなかった
いよいよラコール100%胃ろう依存に移行 帰宅しすぐにラコール2パックを注入
妻には食事取れなくて元気ないけど、治療乗り越えるために頑張っているからすまない旨伝えた
10/26 放21回目とシスプラチン投与5回目
以下同文・・・。
内容的にはほとんど変わりなく、書くこともないので突然放射線21回目まですっ飛びました。
毎日のように血液検査やら抗がん剤の点滴やらで腕や手首に針を入れまくっているので本当に差す場所がなくなるくらいでした。
中には針入れるのが苦手な看護師さんもいて失敗されます。そうなると余計な針の穴が増えてさらにメンタルがすさみます。
多分の失敗されたときはいやな顔しちゃってたんだろうな。
次回は放射線治療35回目(最終回)のようすを綴っていきます。