静岡県牧之原市へ一日ドライブに出掛けた🚗
牧之原市相良の牧之原市史料館にて、
相良地区ゆかりの田沼意次が重要な役柄だった
今年の📺️NHK大河ドラマの
『べらぼう-蔦重栄華乃夢噺-』のドラマ展が
来年1月半ばまで開催中で、
期間終了までに観に行きたいと思っていたら、
同居している叔母が静岡県内へ
魚を食べに行きたいと言ってきて、🐟️🦐🦑
清水や焼津の漁港前へ食べに行くより
富士山静岡空港のターミナルビルに入っている
魚介類の食堂へ行けば、大井川を越さず
牧之原市内で行きたい要件を済ませられ
充分に日帰りで行ってこられると考えた。💡😀
相良の牧之原市史料館は昨年9月にも訪れたが、
👉️ブログ
このときはまだ大河ドラマ展はやっておらず、
大河ドラマ展を観に再び牧之原市史料館を
訪れられる日をずっと探っていた。🤔
今朝は朝7時前に自宅を出て、🚗🕖️
一宮市内の喫茶店でモーニングを食べると
小牧インターで東名高速道路に入って、🥪☕
牧之原市相良を目指した。🛣️🚗
途中東名高速道路を下りて掛川市内で
ガソリンを入れて再び東名高速道路に入り、⛽️
相良牧之原インターで下り、国道473号線の
バイパスを20分ほど走って相良市街地へ行き、
市街地中心部にある牧之原市史料館に着いた。
田沼意次が築城した相良城の本丸跡に
この牧之原市史料館は建っていて、
その田沼意次の銅像と「相良城趾」の石碑も
史料館の横に建っている。
「相良城趾」の石碑の字は徳川宗家第16代で
初代静岡藩主だった徳川家達による揮毫。
徳川家達は田安家から徳川宗家となったが、
血筋的には一橋治済(大河ドラマ『べらぼう』で
ラスボスとなって斃された悪役にされていた)の
ひ孫にあたり、『べらぼう』での田沼意次や
主人公の蔦屋重三郎と一橋治済の関係性を思うと
田沼意次像と並ぶのは皮肉に思えた。🤔
牧之原市史料館に入り、2階で開催中の
『べらぼう-蔦重栄華乃夢噺-』展を観に行く。
この牧之原市史料館の2階は、
もともと旧相良町が建設して以来ずっと
町民・市民ホールの大きな部屋で、
今年度のみ相良ゆかりの田沼意次が登場する
NHK大河ドラマ『べらぼう』の
大河ドラマ展に使用している。
江戸時代半ばの1758年(宝暦8年)に
この遠江相良に封ぜられた田沼意次は、
出世して所領が増えると築城許可を得て
意次1代限りとなった相良城と城下町を築き
相良に繁栄をもたらした。🏯
このため相良では郷土の恩人として評価が高く
大河ドラマ『べらぼう』の重要人物として
田沼意次が登場することになり、
大河ドラマタイアップの機運が盛り上がった。
今回訪れて分かったが、ほぼ大河ドラマ館で、
それも田沼意次(演じたのは渡辺謙さん)と
その息子の意知(同、宮沢氷魚さん)に特化した
相良ならではの展示は良かった。🤗
展示は、まず入口の登場人物バナーに、
主人公の蔦屋重三郎のタイトルバックを挟んで
田沼意次・意知親子のバナーが配置され、
展示室には田沼意次の江戸屋敷の居室再現があり、
意次と意知の親子の衣裳展示は
意知が旗本の佐野政言(矢本悠馬さん)に
江戸城中で恨みをぶつけられ斬りつけられた際の
斬られた右肩と血液の付着が生々しい。⚔️🩸
田沼家に特化した展示を開催出来る
相良の史料館だからこその展示だと思った。🤔
ちなみに、東京・浅草の大河ドラマ館では
この佐野政言の意知斬り付け事件に関係して
佐野が振り下ろした刀身と意知が応戦した
刀の鞘が展示されていた。⚔️
またこの相良の大河ドラマ展では、
ラスボス悪役の一橋治済(生田斗真さん)や
主人公の蔦屋重三郎の敵だったり仲間だったりと
主役級に動いていた松平定信(井上祐貴さん)の
登場人物バナーも初めて見た。👀
展示は他にも色々あったが、
重田貞一=十返舎一九(井上芳雄さん)が
江戸の蔦屋重三郎を頼って来た際に持参した
平賀源内(安田顕さん)に所縁があるという
「相良凧」の実物も展示されている。🪁
相良の大河ドラマ展の展示室は、
市民ホールのステージ舞台に接近して終わり、
ステージの前では田沼意次の領内巡視風景が
デザインされた緞帳も見られた。
さらに、ステージ前から出口へ折り返す場所には
今年6月に牧之原市内で開催された
田沼親子を演じた渡辺謙さんと宮沢氷魚さんの
トークショーの模様の記事も掲示されている。
そして大河ドラマ展は最後の出口直前に
大河ドラマ館恒例の土産物ショップがあり、
私も叔母も土産品をいくつも購入した。🎁
この大河ドラマ展は、『べらぼう』全体を
くまなく紹介するドラマ館ではなく、
相良に深く関係した田沼意次と意知父子の
ドラマへの関わりを中心に紹介した印象だった。
相良が日本史の表舞台に出てきたことは無く、
幕府老中を務めた田沼意次が領主として
相良城と城下町を築き港を整備して、
日本の中央政治と関わった僅かな年月の栄光が
ちょうど今年の大河ドラマ『べらぼう』にも
関係したことで、『べらぼう』展を
大々的に開催したのだなと思った。
相良は御前崎に近い駿河湾沿岸の町で、
どの大都市からも距離があり、交通機関も
静岡駅前から出ている特急バス以外は
当てにならない不便さがある。
東名高速道路のインターはあるが、🛣️
インターは相良市街のすぐ近くではない。
さらに松平定信が台頭し田沼意次が失脚すると
田沼家は大減封のうえしばらく相良から離され
(田沼意次の死去後35年を経て戻されるが)、
相良城は徹底的に破却されて、田沼意次が
相良にいた時代の面影も遺構もほとんど無い。
しかし大河ドラマ『べらぼう』ファンには、
そして田沼意次親子のファンにも、
今回の牧之原市史料館の展示企画は
堪らない内容ではと思った。🤗
牧之原市史料館を出ると時刻はお昼頃で、🕛️
海岸沿いの国道から丘陵へ入って
富士山静岡空港を目指した。🛫🚗
牧之原丘陵の東端付近に造られた
富士山静岡空港は、以前訪れたときは
無料駐車場に駐車出来たが今日は満車で、🈵
空いていた有料駐車場に停めて
空港ターミナルビルへ入って行く。🏢🛫
ここの3階に海鮮料理の「海山」があり
(以前は沼津の寿司店が入っていたが撤退して
清水港の「海山」に替わったという)、
マグロなど新鮮な海の幸を堪能に行く。🐟️🦐🦑
私も叔母も海の幸がいろいろ載った
3,600円ほどの海鮮セットを注文し食べた。🥢
魚介類は量があるうえ新鮮で美味しく、🐟️🦑
味噌汁にはエビの頭部がいくつも入り
濃厚なエビだしの味になって、🦐🦐🦐
えびせんべいと赤だし味噌汁を同時に食した
感じになって美味しかった。😋
空港のエプロンがよく見える「海山」で
旅客機の様子を見ながら魚料理を堪能し、✈
「海山」を出て1階に下りた。
空港ターミナルビルを出るとき、
旅客機の出発搭乗カウンターの前を通って、
国際線搭乗カウンターの大部分が
電気を消し閑散としていたのを見て、
以前訪れたときは中国本土🇨🇳便が
中国人をたくさん乗せて飛んでいたのに、
日中関係の悪化を受けて路線の休止が相次ぎ
壊滅的に飛ばなくなったのかなと思った。😮
国際線の搭乗カウンターが機能して
案内していたのは、今日の午後の通過時には
韓国🇰🇷仁川行きの便のみだった。✈
国内線の方は、この空港を本拠地とする
フジドリームエアラインズなど各社が
北海道や九州など全国各地に発着便を持ち、
🇯🇵国内線の乗客は空港内にたくさんいて、
中国人🇨🇳がほとんどいなくなっても
空港内は賑やかだなと思った。😀
富士山静岡空港を退出する。
有料駐車場の料金は、昼食を食べに寄った
2時間弱だけだったので、100円以内で済んだ。
そして東名高速道路の相良牧之原インターから
帰路についたが、途中で三ヶ日インターで下りて
インターのすぐ前にあるJAみっかびの
特産センターへ行き、
自宅用とお歳暮用のみかんを大量に買って、🍊
東名三ヶ日インターに戻った。🛣️🚗
帰り道、時間がたっぷりあったので、
最近開通したことで気になっていた
国道23号線バイパスの豊川市内~蒲郡の区間を
走ってみたくなって、豊川インターで下りて
国道151号線を豊川市小坂井町まで走って、
新規開通区間の豊川為当インターから
国道23号線バイパスへ回ってみた。
以前は三河湾岸に近い蒲郡市街も走っていた
国道23号線だが、新設のバイパスは
蒲郡市街を見下ろす山中を
トンネルと橋梁の連続で貫いていた。
しかし尾張地方の豊明市に入るまで延々と
断続的に交通量が多く、信号が全然なくても
ところどころのインターで渋滞も発生していて、
なかなか速度が上がらず進めなかった。🚗





















