(モッサン 新作)
2019年度 11本目の劇場鑑賞
韓国映画。
村上春樹原作、未読。
登場人物は、貧男、謎女、ギャッツビー。
幼馴染の貧男と謎女が偶然出会う。
謎女はアフリカ旅行の間、貧男に猫の世話を頼む。その見返りは体で払う。
旅行から帰って来た謎女はギャッツビーを連れて戻って来る。
少しの間、空虚な遊びを共にした三人。
突然、謎女が失踪。
原因はギャッツビーにあると確信した貧男は真相を迫るともにある決断をする。
ラストは、唐突に訪れる。
少しの戸惑い。
また、真相への疑問。
またや観客に答えを投げるのか?
私が思った真相の解釈は4つ。
①貧男の解釈通り、ギャッツビーの悪趣味
②謎女、普通に失踪
③謎女、消滅願望
④全てはパントマイムで虚構
心理描写が風景描写にリンクしていて(光の陰影の使い方が超絶センス)、映像が完全無欠に素晴らしい。
セリフ、特にメタファー使いが悩ましく美しい。
終始、フリーjazzの不協和音を聴いてる様な不安定感が心地よく迫ってもくる。
ラストをもう少し引っ張ってくれたらもっと良かった。
その分、若干の無意味なシーン挿入を削ったら良かったのにとも。
しかし、今年劇場鑑賞した作品の中ではダントツでNo.1。
おススメ度・・★★★★☆ 4.5
『解釈探しを楽しめる作品。キャスト3人もそれぞれの味が存分に出ていて良いと思う。昨年観た邦画゛羊の木゛に似ているなという印象。〝万引き家族〝とカンヌを争ったが断然こっちが好き。』
