(sheen 新作)
2019年度 34本目の劇場鑑賞
1970年代後半のコロラド州、町で最初の黒人警官とそのチームが白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)へ潜入し、捜査をする。
最初に南北戦争の様子が描かれ、KKKが南軍の残党から始まったことの説明があり、後は警察ドラマ。最後に最近起きた白人至上主義団体とその反対勢力の抗争ニュース映像、またこれらの抗争に対して喧嘩両成敗的な発言をしたトランプ大統領の映像が流れる。事実を元にした大変メッセージ色の強い作品だがドラマとして大変良くできていて楽しむことができる。さすがアカデミー脚色賞受賞作品。
映像全体は落ち着いたトーン(少しセピアがかってフィルム調)になっているが、やりすぎのシーンもあるかな(小生の個人的感想)。色調整はカラーグレーディングと言い、Company 3(カリフォルニアの大手ポストプロダクション)が担当している。
過激なシーンではピンクフロイド的な曲が数回挿入されているが正直少し違和感がある。エンドロールを見るとELP(Emerson, Lake & Palmer)の文字があったのでそれかもしれないが定かではない。小生が若いころ観た砂丘(これは間違いなくピンクフロイドの曲を使用している)という映画を思い出した。
記者会見で監督のスパイク・リーが人種差別は過去のものではなく、現在進行形の憂慮すべき事、と力説していた。つい最近もニュージーランドでの大量殺人がライブでネットに流れ大問題になっている。ジョン・レノンのThe Luck of the Irishで彼は「イギリス人で良かった」、と歌っているが小生も日本人で良かったと思う。
おススメ度・・・★★★☆ 3.5
