2020年度 20本目の劇場鑑賞
アメリカのFOXニュースで実際に起きたセクハラ事件の映画化。
FOXニュースの人気キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)は会社のCEOロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)から解雇を言い渡されるが納得がゆかず、反対に彼をセクハラで訴える。とうぜんロジャーはセクハラを否定し、彼女の行動は政治的な目的のためだと突っぱねる。
内部調査にて他の女性たちも被害を訴え始める中、同じく人気キャスターだったメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は・・・・。
シャーリーズ・セロンのメイクが素晴らしく実際のキャスターに似ている、とのことだったが男の小生の目には・・・・、目元の化粧が濃いだけにしか見えない(数年前の回想シーンでは薄めの化粧だった)。細君にそう言ったら「え~!」と言われてしまった。
それよりやはりロジャーの弛んだ首に目が行ってしまう。「ウィンストン・チャーチル」と同様に特殊メイクには見えない自然さは流石カズ・ヒロ。
女優たちのアップも多く、けっこう鮮明な映像で色々見えてしまう。映画もどんどん高画質になってくる。女性にとっては迷惑?
HD放送(ハイビジョンはNHKが作った用語で他の国ではまったく通じない)が始まる時、女性タレントたちは「毛穴まで見えてしまう------!」と恐々としていた事を思い出す。
日本の放送局もそれぞれのバックボーンの新聞社の傾向により、右寄り、左寄りが少しはあるが法律により中立な報道を求められている。これに比べアメリカでは新聞社はもちろん放送局も支持政党をはっきり述べることが多い。
FOXはもちろんかなりの右寄りで共和党支持だ。作品中のFOXニュースもトランプ支持が明確でリベラルな映画界はこれを思いっきり皮肉っている。
シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマンと新人ケイラ役のマーゴット・ロビーがエレベータで一緒になってしまうシーンは圧巻。あそこに小生がいたらおしっこをチビっていたことだろう。
この話題はテレビドラマにもなっているが本作品もストレートなストーリーで軽い印象。視聴率至上主義で下剋上のテレビ界は恐ろしく、いつも緊張している場だ、との空気は良く伝わってきたが胸に残るものは無かった。
評点・・・★★★ 3
『予告編を見た時から気になっていたがあの<アーッ、アーッ、アーッ>の曲は何?何を表現しようとしていたの?』
