(sheen  新作)

2019年度  80本目の劇場鑑賞

 
エルトン・ジョンの自伝映画。

曲は素敵だが見た目と演出が好きでなかったエルトン・ジョンだったのでそれほど興味がなかったが、観てみたらミュージカル仕立て(エルトン・ジョン(タロン・エガートン)だけでなく、両親や同僚など皆が歌ったり踊ったりする)だったので結構楽しめた。

エルトンは以前自分のことを「世界で最も醜い男」と言っていたことがあった。派手でコミカルな衣装もそのコンプレックスの裏返しだろうか。子供の頃から音楽の才能があり、ロイヤル音楽院に入学するも両親は興味を示さず「ハグ」もしてくれない。

音楽学校を卒業する前にプロに転向し、作詞家のバーニー・トーピンに出会うととんとん拍子に売れてゆく。スーパースターになった彼はマネージャーとの確執と有名になり過ぎた人に在りがちな孤独、それを酒とドラッグで紛らわし、段々人を遠ざけるようになり、ボロボロになって行く。
 
作中の音楽は最高。音もコンサートのように迫力があり、耳に馴染みのある多くの曲を堪能できた。オリジナルの音源は使わず、この作品のためのアレンジで、吹き替え無しでタロン・エガートン他が歌っている。「ピンボールの魔術師」のイントロのピアノは「TOMMY」でのそれの方が良かったが十分にかっこ良かった。

ケツ丸出しが無かったので救われたが、やはり見たくないシーンもあった(不思議なもので女性同士は美しく見えてしまうのは自分が男だから?)。

評点・・・★★★  3
 『母親役のブライス・ダラス・ハワード(ロン・ハワードの娘)が凄いこと(立派)になっていたがあれは特殊メイク?』