2019年度 111本目の劇場鑑賞
1980年公開のホラー映画「シャイニング」の続編。
前作はスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演だった。
本作も前作と同じで原作はスティーブン・キングだが、前作の結末は原作とは大きく異なっていたことは有名な話。
前作で惨劇を生き延びた少年ダニーは未だにそのトラウマから抜け出すことができないアル中の中年になっている(ユアン・マクレガー)。
少女アブラはダニーと同様に超能力(シャイニング)を持っていて、人間の生気を吸うことによって生き延びる集団(リーダーはローズ:レベッカ・ファーガソン)の存在を感じ、心で見ることができる。しかしながら彼らもアブラとダニーの存在を知っている。
ダニー少年が三輪車に乗ってホテルの廊下を走り回る「シャイニング」のあの有名なシーンから始まる。
その後も<鏡のトリック>、<雪深い迷路>、等々、記憶に残っている前作のシーンや同じような映像が多く映し出される。
もちろん前作を知らない人でも楽しめる作品だが観たことがある人にとっては「あ、あのシーン!」、「これも見たことがある!」、「懐かしい!」の連続だ。
吸血鬼ではないが一種のバンパイヤ映画の部類だな。
前作の「シャイニング」はバンパイヤの類と戦うのではなく幽霊により人が精神を病んでしまう、というもっと心理的な作品だった。
何といってもジャック・ニコルソンが強烈だったな。「ケープ・フィアー」のロバート・デ・ニーロとどっちが怖い?
やつらが死ぬと煙と化して消えてしまうのもよく見る手法だ。何か他のアイデアは無いのだろうか。
死体が残ってしまうと警察や何やかで展開が面倒になるんだろうな。
「マレフィセント」の妖精が死ぬと花になってしまうのは可愛くて良かった。
最後は前作での主舞台だった山中のホテルでローズと対決する。
<双子の少女>を含め、前作のキャラクター(?)幽霊(?)も多く出てくる。ジャック・ニコルソンも・・・、とは欲張りすぎか。
目新しいエピソードや映像が無い平凡な作品で効果音がやたらと目立っていた。
失礼、一つあった。
やつらが死ぬ時に肌の色や模様がネオンのようにクルクル変化するのは良かった。まるで釣れたてのイカのようだ。
評点・・・★★★ 3
『前作では雪の迷路のシーン等でカメラ防振装置のステディカムを始めて使用し、話題になった。この映像がきっかけで業界において広く使われるようになったと聞いている。』
