(モッサン 新作)
2019年度 30本目の劇場鑑賞
主演、ジェームズ・マカヴォイとアリシア・ヴィカンダーはなかなか良かった。
特に、アリシアは前作トゥームレイダーのアクション肉体派演技が自分としては違和感があっただけに。
マカヴォイは、X-MENとスプリットの役柄から抜け出せなくて最初少々の視覚調整に努力した。
でもどちらも好演でしたね。
俳優さんは前作のキャラが強い(特にシリーズもの)と観てるこちらがイメージから脱出するのに苦労しますね。
ヴィム・ヴェンダース監督って事で、普通のサスペンスやラブロマンスではないよな⁉︎ とは容易に想像出来たがやはりそうでした。
アリシア扮する海洋生物学者、マカヴォイ扮するイギリスMI:6の諜報員、2人は同宿したホテルでの5日間で刹那的な恋におちてしまう(ありがち)。
しかし2人は、それぞれの仕事への使命感に溢れていて、離れ離れに為らざるを得ないのだが、、
方や、ソマリアのIS(⁉︎)が蔓延った最前線に。方や、グリーンランドの深海のまた深海の超深海まで。
2人の運命はさて如何に⁉︎という感じ。
原題は〝深く潜水する〝というらしいが、どうやら〝水没〟という捉え方もあるらしく、それだとすると、ネタバレか⁉︎
いやいや、ラストは最近のお約束、
〝で⁉︎、それでどうなったの〟的な。
2人は再び逢えたのか?
深く水の底に沈んでしまったのか?
それはこの作品を観て、想像した人だけが自分なりのストーリーを付け足してもそのままでも、です。
2人の役柄への説明掘り下げは割とあったんだけど、ラブストーリーと平行するし、フラッシュバックを多用したりで、なんとなくどちら付かずというか中途半端に感じた。
中盤までゆっくり過ぎ。
最後は駆け足で消化不良。
構成がイマイチだったと思う。
でも、ノルマンディー海岸などの風景描写の映像美や、2人のセリフや会話などの演出は美しく華麗でした。
アリシアが離れ離れのマカヴォイに言う。
〝目に映るもの話がしたい、もう一度あなたと〝
何回もこの言葉を繰り返して。
このセリフが印象的でした。
評点・・・★★★☆ 3.5
『2人は水に纏わる仕事。海洋学者と水道技師(一般人としての表向き)、共通するのは水。〝人間の体もほとんど水だね〝的な会話があったが、あらためて我々の体の70パーセントは水分って凄くないですか?50歳過ぎると50パーセントに減っちゃうって。そりゃいろいろと乾く訳だよ、、、、』




