(sheen 新作)

2019年度  73本目の劇場鑑賞

 
離島(伊豆諸島、もしくは小笠原諸島)から東京に出てきた少年と土砂降りの日でも短時間ではあるが晴れ間をもたらす能力を持ってしまった少女とのファンタジーアニメ。

東京の街の風景が細かく描かれていて、東京に土地勘がある人にとってはどのシーンも見覚えのある場所ばかり。新宿、池袋などの路地や風俗街、ちょっとした高台からの景色も大体どの辺なのか分かってしまう。
良く描き込まれた背景に比べ人物は大変シンプル。如何なものか。猫はもっとひどい。モーションキャプチャーも利用したようだが、今どきのアニメにしてはおおざっぱ(狙いだとは思うが緻密な背景と馴染まない)。

異常気象を核にしているところは今風だが、あれだけ水没してしまっても普通に生活をしているのは・・・? ファンタジーだから認めるべきか? 確かに品川から先は埋め立て地だが、「東京の多くの部分は昔海だった。水に浸かってしまっても昔に戻っただけ」は納得できない。
 
最終的には「君の名は。」と同じように再会。少女向けの恋愛物語になっている。
女性は「運命で繋がっている」に惹かれるようだ。
 
雨の描写が多彩で素晴らしく、背景と音楽が良かったのでもったいない。


評点・・・★★☆  2.5
『高評価をつけられない小生は大人の理屈に押しつぶされ汚れているからか?』

↓予告編