(sheen 新作)

2019年度  72本目の劇場鑑賞

 
1969年、アポロ11号により人類が初めて月に降り立ったミッションの記録映画。

今年初春に観た「ファースト・マン」も同じアポロ11を扱った作品だったが、これは人間ドラマ。今回観た作品はナレーションも無く、デジタル・リマスタリングされた記録映像を繋ぎ合わせ、BGMと音響を加えただけのドキュメンタリーだ。作られたドラマではないので興味がない人にとっては退屈だろうが演出されたストーリーが無くてもその緊張感をひしひしと感じ取ることができ、十分にドラマティックだ(実時間でこのイベントを知っている人にとってはなおさら)。
 
月周回軌道上の司令船「コロンビア」からの映像で、最初は米粒大の月着陸船「イーグル」が近づくに従って大きくなり、最後は無事にドッキングした時は拍手をしそうになった。 

「イーグル」が月に着陸した時に船長が「The Eagle has landed」と報告したことからジャック・ヒギンスは自身の小説に同じ名前を付けヒットし、映画にもなったのは周知の話。ちなみにこの小説は第二次世界大戦中の英国領内にある村を舞台にした戦争小説というより人間ドラマで人物描写が卓越している。小生も大大大好き。 

最後にジョン・F・ケネディーの有名な月到達計画の演説がある。自分の目で月着陸を見られなかったのは無念だろう。
 
「ファースト・マン」の時にも書いたが50年前のアナログ機器とマニュアルによる操作であの偉業を達成したことは今考えると奇跡にしか思えない。現在はスマホやおもちゃにも高性能な加速度センサーやジャイロセンサーが搭載されているが当時はどのように姿勢制御をしていたのだろうか?
 
とにかく映像がすばらしい作品だ。


評点・・・★★★☆  3.5

↓予告編