(sheen 新作)
2019年度 35本目の劇場鑑賞
離婚歴のある盲目の女性エマは整体師として自立し、同じように後天性の盲目の女の子にフランス語を教えている。
広告代理店で働くプレイボーイのテオは同棲を始めようとする恋人がいるがダイアログ・イン・ザ・ダーク(照度ゼロの暗闇空間で、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って日常生活のさまざまなシーンを体験するエンターテイメント。小生は知らなかった)で出会ったエマに声をかける。二人は段々関係を深めて行くが当然・・・・・。
最初に気が付くのは画面のアスペクトレシオ(画面の縦横の比率)が4:3(昔のテレビの比率)、またはそれに近いことだ。何か特別な意図があるのだろうか?
最初にダイアログ・イン・ザ・ダークのシーンがあり真っ黒の画面に声だけが聞こえる。我々は字幕だけを読むことになる。最後もこのダイアログ・イン・ザ・ダークのシーンで終わる。直前のエマのセリフから分かりやすい比喩だがしゃれている。
女性はこの作品を嫌う、または理解できないかもしれない。男が複数の女性と付き合ってしまうのはDNAの仕業なので許してもらいたい。本物のプレイボーイはへっちゃらかも知れぬが多くの男性は過去の修羅場を想像して胃が痛くなるのではないか。男はなかなか選べないがどっちを選ぶにしろ他方を裏切ることになるので一見ハッピーエンドの作品でも捨てられた女性のことを思うと・・・・・。
これで小生がプレイボーイでないことが明らかになった。
ヒロインが盲目なだけのごくごく普通の恋愛ドラマではあるが何故か心に残るのはエマ役のヴァレリア・ゴリノが適役(瞳の色がごく薄いブルー)のせいか。
おススメ度・・・★★★☆ 3.5
