(sheen 新作)
2019年度 18本目の劇場鑑賞
18世紀のイギリス王室と議会を舞台にし、女王の寵愛をめぐり二人の女性が対立する。
改めて女の策略と成り切りは怖いと思わせる映画。
王室を滑稽でばかばかしく描いた作品は多いが、この映画では+いやらしく表現している。
結末を示さず、その先は見る人に勝手に想像させる作品は嫌いではないが、この映画は出口を想像する楽しさが無い。
役者の演技、美術は素晴らしく、効果的なBGMも大変美しいが、この映画の最も注目すべきはカメラワークだ。撮影時にカメラを操作するのではなく、短いレンズ(または特殊レンズ)でワイドに撮影し、後処理で切り取り部を移動させることによりパン(水平方向の移動/回転)させている。後処理で画角のトリミングをすることはごく普通に行われているが、動的にこの手法を用いているのは珍しい。
おススメ度・・★★★☆ 3.5
