最近私のいわゆるIT業界やら広告業界ではないリアルな友人達もTwitterをはじめました、とかはじめたいんだけどという子が増えてきました。


ちょっとだけ、先にはじめた私としては話し相手が増えることは楽しいことなので、是非やってほしいなーと思っていますが、とりあえずアカウントを開いてはみたけれどもまったく何が楽しいのかわからない。ということが実に多いなーと。


いわゆるTwitterハウツー本は、Twitterのアカウントの解説方法やら、便利なクライアントソフトの紹介やら、ブログとの連携方法は詳しくレビューしてますが、肝心の何が楽しいの??という疑問にたいしては(といってもハウツー本の最初の何ページかでさらりと触れている程度ですが)



■ とりあえずなんでもいいからつぶやいてみる。

■ まずは、100人くらいフォローしてみる。

■ しばらくみんなのつぶやきを傍観し、自分が興味を持てそうなつぶやきに話しかけてみる。



で、あとはやってればそのうち楽しくなるから、つべこべ言わずにやれー。


みたいなオチになっており、なんともこれからはじめようかなと思ってる人には敷居が高いなと感じてます。



一方で、違う説明方法としては孫さんや勝間さんに代表されるような著名な方々がリアルタイムで発言しているので


■ 有名人やタレントともっと身近に繋がれる


ことが魅力だとうたっている場合もありますが、これもある意味確かに。という納得感がある一方で、シャイな日本人で、かつ普段提案の時に企画書を何時間もかけて書いている身としては、本当に伝えたいことは、しかるべき場において、何度も試行錯誤と実施調査を重ねて、かつ発言に責任を持った上でということのほうが価値を感じています。

(もちろんTwitterのつぶやきからの意見を採用して実現した!という事例はすばらしいと思ってます。)



じゃあなんなんだよ!!

という所なのですが、、、、、、



最も私の周囲に多い、同世代(20代後半から30代)の女子、で会社勤め中、仕事頑張ってます!という友人を例に考えてみました。イコール私自身も含めて、というところですが。




① ふとしたときに意外な人の意外な一言で癒されるよ。


「あー、急に入った仕事でランチ行けない!しょうがない今日は後輩の実家(大阪)のお土産のたこやき煎餅でしのぐか!」


とつぶやいたら、


まったく別の会社で働いている大学時代の同期Aちゃんから


「私も~。こっちは、家から持ってきたバナナだけですよ」


⇒「あー、Aちゃんも苦労してるのね。私だけじゃないのねー。よし、がんばろー!」

 みたいな気持ちになったり


また、取引先の大阪出身のBさんからは


「大阪のお土産の定番はやっぱりたこやき煎餅だけど、○○も美味しいですよ」


⇒「だからなんなのだろう・・・?」

 と思いつつも次Bさんにあったらそのお土産なにか聞いてみようかな、という気持ちになったり



② 忘れかけてた人との邂逅。


これぐらいの年齢になると、なかなか出会いの機会も狭まってくるものです。


友達の友達は友達だった、という言葉を実現してる世界です。


自分はすっかり疎遠になってしまった前職の友人も、ほかの仲良くしてる前職の友人はいまだに深い関係をもってたりするものです。

あー最近おんなじメンバーとばっかり飲んでるわ、とか出会い欲しいわ、といってる同世代人には嬉しいメリットです。


でも、mixiとかfacebookとかでもこれは共通の価値だと思うので、特にTwitterに特化したことというわけでもないですが。


③ 他人様の井戸端会議にも割り込んでいい文化。さらにいうと割り込まれても別に無視してもよい文化。


チャットとの一番の違いはこれかな、と思ってます。

傷つきやすくて一方でプライドの高い日本人のアラサー女性にはもってこいの機能です。


チャットは予め自分達の会話に携わっていいという前提の元のメンバーしか会話参加できません。


がTwitterは誰でも参加できます。



Aさん「○○○の自家製焼酎サイコー」

Bさん「ほんと?場所教えて欲しい。今度焼酎会やるのもいいよね」


みたいな会話がなされていた前提で、Cさんはどちらも知らないわけではないけれども、そこまで親しくないという関係性の場合。


Cさん「自家製焼酎ブーム到来してます。ここのサイトに色々情報のってるよ」


とつぶやいたとき、受け取ったAさん、Bさんが


「Cさんも良かったら参加しませんか?」


というのもOK。単純に


「情報ありがとうございましたー。参考にします」


とスルーするのもOK。


まったくレスしないもOK。


別に失礼でも無ければ、会話に参加したほうも参加されたほうも不愉快じゃない。


チャットでも、メールでも、掲示板でもなりたたないTwitterならではの世界観だと思います。



仕事でバリバリに活用して成功している事例がたくさん取り沙汰されていますが、私個人的には


いわゆるアラサー、アラフォー世代の女性に実は向いてる世界なんじゃないかなと最近感じてます。