劇場公開を見逃したので
DVDで【ソーシャル・ネットワーク】を見ました。
既に登録者数7億人を越えた巨大SNS「Facebook」の創業物語
映画は2003年暮れから始まりますが
それはまだわずか7年前の話に過ぎません(映画公開時)
見て思ったのは
私が多くのベンチャーに関わってきたせいでしょうか
古今東西、創業まもないベンチャーは役員間でもめることが多い
それはFacebookといえども変わらないという感想です。
それは起業が成功したなら尚さらで
金がからむと
創業メンバー間で必ず裏切り、軋轢が生まれる。
そして必ず怪しげな人間がすり寄ってきて入り込む
ビジネスアイデアには卓越していても
経営の未熟なところにつけこまれる。
それはどんなに頭のいい人間が創業しても同じようです。
公開時の映画評には現代の青春なんて陳腐なものが多くありましたが
それは的外れで
企業の創業時にありがちな人間関係のトラブル、対外的な係争の話です。
この手の話を題材にした映画は今までありそうでなかったのですが
Facebookという格好の題材を得てはじめて描かれました。
だから私はビジネス映画として見ました。
興味深かったのは
マーク・ザッカーバーグがサービス開始当初
広告掲載による当座の収入確保より
シンプルな構造、イメージの定着を優先したところ
クールであることにこだわった点です。
後に追われた共同創業者のサヴァリンは近視眼的でしたが
マーク・ザッカーバーグは
Facebookのポテンシャルを正確に理解し
安手のビジネスモデルでまとめることをよしとしなかった。
この辺にFacebook成功の鍵があったのではないでしょうか
これは言うほど簡単ではなくて
私などもやはり目先の収入確保にこだわりますが
マーク・ザッカーバーグには
自分のアイデアに酔うクレージーさがあったから
安直に妥協することがありませんでした。
劇中の比喩
小魚を釣り上げて満足するのではなく
破格に大きいメカジキを釣り上げる
夢は壮大でないと巨大なビジネスは構築できません。
撮影秘話
冒頭のマーク・ザッカーバーグの頭の回転の速さ、合理的思考を印象付けるシーンは
99回も撮影されたとか
また双子のウィンクルボス兄弟は二人の役者で撮影され
一人の顔に同じ役者の顔をはめこんだCG処理です。(もうこういうことが普通に可能なんですね)
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