- ドキュメント ゆとり教育崩壊 (中公新書ラクレ)/小松 夏樹
- ¥735
- Amazon.co.jp
日本の行く末を考えたとき
私は悲観的な見通しをしているのですが
その理由として
教育の質的劣化があります。
学力の国際比較でも
かつての上位から脱落するようになりました。
中国や韓国の上昇と比べると
その差は歴然です。
日本が極東の小国でありながら
アジアの中でいち早く近代化に成功した理由として
寺子屋などによる
普遍的な教育水準の高さが背景としてあったと言われます。
競技の世界もそうですが
底辺の人口が多くないと
突出した人物は出てきません。
この点において今の日本はどうなのか
中国では激烈な競争を勝ち抜いた飛び切り頭のいい人材が
多く海外留学していると言います。
お隣韓国も教育熱心です。
翻って日本はどうか
あろうことか教育制度を改悪して全体水準を引き下げました。
これなど亡国の所業で
こうした観点から将来は厳しいと見るのです。
企業経営も同様です。
一代で成功したオーナー経営者は、
後継者の教育機会にどれだけお金とエネルギーを投じたか
あるいは成長著しいベンチャーは
優秀な人材確保
そして次代の幹部を担うリーダー育成をどれだけ重視しているか
持続的な成長の鍵は
人材への投資がすべてです。
優秀な人材の育成を怠った企業は
だいたい一代限り
それは家も国家も同じです。