リコール問題にゆれるトヨタが
昨日、2010年3月期の業績予想の上方修正(連結)を開示しました。
従来の予想は赤字であり
事前に大幅な黒字転換は予想されていましたが
リコールが問題化したことから
業績予想の修正に関心が持たれていました。
新たな予想に、リコール関連費用1700~1800億円を計上しているそうですが
プリウス関連は織り込んでいないとのこと。
なかなか微妙なタイミングでの難度の高い業績予想の修正です。
この開示は
東京証券取引所
有価証券上場規程
第4章 上場管理
第2節 会社情報の適時開示等
第405条の
「直近の予想値に比較して当該上場会社が新たに算出した予想値
又は決算において差異が生じた場合が生じた場合は、
直ちにその内容を開示しなければならない。」という規定によったものです。
決算短信の注記には
現在入手している情報を基礎とした判断および仮定に基づいており、
判断や仮定に内在する不確定性および
今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性に照らし、
将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。
とあり
あくまでも現時点での情報によるものという留意が必要です。
現時点で上方修正をしたはいいが
この後、こんどはこの予想の下方修正でもあると
資本市場からの信頼を失うリスクがあります。
だから難度が高いわけで
手放しで黒字転換を喜べない状況にあります。