日本総合研究所の調査によれば
上場企業が内部統制に対応するためにかかった費用は
また売上高に対する負担割合は
規模の小さい企業ほど大きくなったそうです。
内部統制は株式上場を目指す企業にとって
非常に厄介な問題です。
それでなくても上場準備の費用負担は大きいのに
上場企業には内部統制対応が義務付けられていることから
人的資源に乏しく
費用負担の思い新興企業にとって
上場意欲をそぐ一面になっている事実があります。
そもそも個人的には
内部統制対応にどれだけ実効性があるのか
疑問に思っていますが
ここで言っても始まらないので
報告書のアンケート結果にもありましたが
規模の小さな企業に対しては
簡易評価を認めるなど
制度運用に弾力性を持たせるべきでしょう。
たとえばアメリカでは
新規上場企業に関しては
上場初年度の内部統制報告書の提出及び内部統制監査は免除されており
上場翌年度からの適用とされています。
こういうところはすぐにも倣うべきです。
私は厳正な審査を支持する考えですが
やたら細かく厳しくあればいいというのではありません。
内容と実効に応じた対応が相当という考えです。
