ホリエモンらに賠償76億円の判決 | 株式公開支援 ブログ

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21日、ライブドアの株価急落で損害を受けた株主らによる


旧ライブドア経営陣に対する損害賠償訴訟の判決があり


東京地裁は約76億円の支払いを命じました。



最終決着まではまだ時間がかかるのでしょうが


改めてライブドア事件とは何だったのかと考えると


社会への影響はさておき(このブログのテーマと違うので)


新興市場を荒廃させた元凶は、旧ライブドアの行動に象徴されるものだったと思います。


ホリエモンらは、単に踊っただけかもしれませんが


彼らが蔓延させた拝金主義が


新興市場荒廃の引き金を引いたと私は考えています。



彼が時代の寵児ともてはやされていたころ


私は冷めた目で見ていました。


ライブドアが仕組んだ株価浮揚の手など


別に高等な金融技術でもなんでもなくて


誰もが承知しているが、


そういう浅ましいまねはしないという暗黙のルールを破るものでした。


ホリエモンらを支持した人間に共通の薄っぺらな合理主義というものがあって


目的が正当化されるなら手段を選ばないという


倫理の欠片もない、要するに基本的に知性を欠いた行為が横行しました。


「金で買えないものはない」


これが本意だったかどうかは知りませんが


この言葉によって勘違いした若い経営者も多かったのです。



思いだすのは


当時、ある若いベンチャーキャピタリストと


堀江評を巡って口論になって


彼は熱烈な堀江信奉者だったのですが


市場に近い人間ですら


まともな批評眼を持たないのかと驚いたことを覚えています。


このベンチャーキャピタリストは


聞きもしないのに東大出と名のる輩で


受験勉強ばかりして


哲学関係の本を読まないと


この手の人間ができるのかという感想を当時持ちました。



市場原理の名の元に


バブルにわいた金融資本主義がどんな世界をもたらしたかは


現状の通りで


ホリエモンらがその象徴として厳しく処断されるのは


至極、当然の流れです。