ピアノ:小林浩子さん
2ヶ月に1回の恒例の可児さんでの朝からクラシック。今日は天気がちょろっと心配でしたけど結果的になんとか持ちこたえましたね。
私は開演30分前くらいに可児さんに到着。いつもの席についてモーニングをいただきます。今日はトマト味のゼリーが非常に斬新、かつ、美味しかったです。
ただ、普段ならこのくらいの時間には既に小林さんがいらっしゃてお客さんが少ないうちはリハーサルをしているのですが、小林さんの姿が見えません。
まあ、そのうち来るのだろうな、と考えていると20分前くらいに小林さん到着。どうやら、バイパスでの事故渋滞に巻き込まれたとのこと。でも、そういったトラブルがあっても間に合うだけの時間に移動をしているというのは、さすがだな、という気はします。
小林さんは着替えたあとに改めてお店に。
早速ピアノを弾き始めます。時間もないですし軽くリハーサル、、、かと思ったら、プログラムにない曲ですね。お客さんも集まっていますし、自分のリハーサルよりもサロン的な雰囲気を優先しているんですね。うれしい心遣いです。
可児さん名物の柱時計が10時を告げると同時に開演となりました。
今日のプログラムは秋を思わせるようなしっとりとした曲、とのこと。
バッハのシンフォニアにブラームスの間奏曲、ロマンスに、ショパンのノクターン遺作に、バラード1番。
説明どおりに非常に美しい旋律が奏でられました。ただ、優雅なだけではなくときには力強さも感じられ、可児さんの店内に迫力あるピアノも響き渡ります。
移動の車の運転から時間もなく結構大変だったと思うのですが、そういうことを感じさせない演奏でした。
また、小林さんに関してはトークがなめらかなのは「いつも」でもあるのですが(笑)、今日はさらに冴え渡っていたように感じました。曲の説明はもちろんですけど、そこに、可児さんマスタが作るポテサラへの敬意(笑)だったり、ちょっとしたユーモア等を交えつつ、すらすらと言葉がでてくるんですよね。なかなかできないことだと思います。
アンコールはシューマンのトロイメライで締め。
最後まで非常に気持ちのよい時間となりました。
次回は11/18(最近は1ヶ月おきだったのですが来月なんですね)に、メゾソプラノの中森さんがゲストだそうです。
こちらも楽しみですね。
(ドクター可児 1000円 モーニング付)