06/03 第70回新潟県高校総合体育大会 ダンスコンクールおよび発表会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

高校のダンスの発表会、、、、

というか、新潟県の高校総体 兼 全日本の大会の予選会でもあるということですから、一番公式の大会ということなんですね。

今までも何度か各種イベントなどで何校かの高校のパフォーマンスは見たことがありますが、毎回「すごいな~」と思わされますけど、今回はさらに「ガチ」ということになりましょうか。

開演時間の30分前くらいに会場の県民会館に到着すると入り口の外に既にものすごい人だかり。その合間を縫って当日券を購入する際に建物内をみるとさらにものすごい人。注目度の高さが伺えます。

入場にも結構時間がかかり、何とか空きを見つけて着席。
席についた直後くらいにすぐに開演となりました。それにしても県民会館にこれだけのお客さんが埋まるというのもなかなか凄いことだと思います。


前半は「参加発表部門」で20校のパフォーマンス。
詳しくはわかりませんけど、おそらく全国大会へつながるとかそういう感じではなく「各高校自由なパフォーマンスの発表会」ということなんでしょうね。

各高校、使用する音楽も衣装も含めて個性あふれるパフォーマンスでした。

私もダンスの種類は詳しくありませんけど、

・ヒップホップ、とか
・創作ダンス、とか
・ロック? みたいな感じとか
・ミュージカルのエンディングみたいな感じ、とか

いろいろ見ごたえありますね。

そんな中、個人的には、清心高校の樽砧のリズムに合わせたダンスとか、明訓高校の竹を使ったダンスが非常に印象に残りました。
樽砧の勇壮なリズムに合わせたダンスパフォーマンスというと2年くらい前のNoism2公演なんかも思い出してしまいますし、明訓高校の竹はいろいろな使われ方をしていて面白かったし「すごいな~」です。


後半は「創作コンクール部門」で15校のパフォーマンス。
やっぱり「参加発表部門」に比べると「創作ダンス」というだけあってテーマが明確になっている感じがします。
(まあ毎度のことですが)私自身はそれを受け止めきれているか、というとまた別ですけど(汗)。

また、衣装、小道具、音楽などに工夫が凝らされていて、見ごたえありますね。

どの高校もダンスの技術という意味では私はよくわからないし甲乙つけがたいのですが、単純に観ていて凄いな、と印象に残った高校としては、

・中央高校
小道具の小さい梯子みたいなものの使い方がうまいですよね。個人を閉じ込める「枠」のようにも見え、人生のレールのようにも見え、一段上がるための踏み台のようにも見え、工夫されているな~、と。また、一人ひとりの姿勢というかキメが素晴らしいな~、と。

・五泉高校
 ベルリンの壁がモチーフになっていましたけど、その「壁」の使い方がまた良かったです。こういった社会的なテーマは扱うのが非常に難しいと思うのですけど。

・明訓高校
桜という美しいものと、なんだか思うようにいかないもどかしさの対比のようなものが感じられるような。メンバが密集しての桜の木としての表現などが見どころかな~、と。

などでしょうか、他の高校も素晴らしいです、青陵高校の非常にやさしい雰囲気とか、新潟商業のスーツ姿とか、南高校の男子生徒の大きな動きとか、いろいろ見どころ満載でした。

このブログを書いている段階ではどの高校が全国大会に進むことになったのか、というのは把握していないのですが(一般の客は閉会式前に退場のため)、どの高校が全国に進んでもそれまでにまた一層完成度があがるのでしょうし、活躍を期待したいですね。
というより活躍してくれると思います。

 

それにしても、全体的に「高校の課外活動」のレベルではないように思えてしまいます。私のようなおっさん世代だと「ダンス」ってそんなに一般的ではなかったとは思うんですけど、今は本当に「ダンス」というものが一般的というか普及してきているんだな~、と思ってしまいますね(笑)。


(県民会館 プログラム代500円)