サクソフォン：田村亮太さん
ソプラノ：桑野彩さん
ピアノ：西田遼太郎さん
ピアノ：小林浩子さん
サブタイトルに「新潟ゆかりの若き演奏家たち」とありますけど、地元が新潟だったり、出身は新潟ではないけど新潟大学で学ばれていたりと、いろいろな環境にいらっしゃる皆さんですが、そういう皆さんが集まって自主公演を開催されるというのがまず非常に素敵なことだと思いますね。
またこの春で大学院を卒業される方もいらっしゃいますし、ちょうど区切りのタイミングということでしょうか。
個人的にも、なんというかみなさん大好きで応援している方たちばかりですし、楽しみにしていました。
そんなところ、ちょっと縁があって「記念の写真を撮っていただけませんか？」という話も、、、。正直、本番中の写真は私では力不足＆荷が重いということで経験豊富な方に任せることで辞退。ただ撮影すること自体は好きですし、せっかくの機会なので「リハーサルの撮影はさせてください」と都合のよいお願いをさせていただきました（笑）。
ということで、リハーサル時間に合わせてホールへ。
コンチェルトさんのインストアライブなどで早めに到着した際にリハーサルをみることはありあましたけど、ホールの公演のリハーサルをみることなんてなかなかありませんから、写真撮影をしながら貴重な体験をさせていただきました。
でも、リハーサルって結構大変なんですね．．．気合と緊張感が伝わってきます。
ただリハーサル終了後は一般客として普通に着席。リラックスして開演を待ちます。
今回のプログラムはボリューム満点でバラエティに富んでいるという印象ですね。
休憩を挟んで前後半ですけど、それぞれにみなさん最低１回は出番があるようになっていましたし、公演時間も２時間たっぷりでした。それぞれのソロだけでなく、ピアノの連弾があったり、ソプラノ、サックス、ピアノのトリオがあったり。
また、各ソロでのピアノの伴奏も前後半ではパートナーを変更していたりと、「ただこの公演のために集まった」のではなく、普段から一緒に活動している「仲間」というかそういったものが伝わってきますね。
もちろん、それぞれの演奏に関してもお見事です。
５名全員が新潟県の音楽コンクールでも何かしらの受賞経験がある実力派ですし、いい演奏だったと思います。
そんな皆さんの演奏を観ていて、
「ああ、素敵な演奏だな～」と思いつつ、
この春で各自大学院卒業など転機となる方も多いですが、
「これからもがんばって欲しいな～」と思いつつ、
「これならきっと大丈夫だ」と思わせてくれるような演奏でした。
終演後のホワイエには大学（院）のお仲間さんが多いのだろうとは思うのですが、非常に混雑していましたね。今後も本当にご活躍をお祈りするばかりですが、実際、ご出演の皆さんは今後もいろいろ演奏会が予定されていますし、この「Primula」としても継続して演奏会を開催していきたいとのことです。
また、今回の公演ではスタッフでしたが、小黒英美里さん、武藤正晃さん、田中健太郎さんも、素晴らしい演奏家さん達ですから、あわせて素敵な演奏を聞かせていただけるのを楽しみにしたいですね。
（だいしホール 前売り1500円．．．ですが、ご招待いただいてしまいました）
終演後、出演者の皆さんで記念撮影
スタッフをされていた、小黒さん、田中さん、武藤さん