12/11にも同様の演劇発表会が開催されていましたけど、この日はその後半ということになりますね。
石井さんのサロンコンサート終了後、りゅ~とぴあでデザインの展示をちょろっと見たあとに音文へ。ちょうど午後の部開始前の休憩時間でした。狙い通り(笑)。
この日の出演校は、
新潟江南高校「今も昔もこれからも」
新潟中央高校「木」
新潟東高校「チェンジ・ザ・ワールド」
新津南高校「ダブルスコア」
新潟北高校「ヤマタノオロチ外伝」
新潟南高校「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」
新潟清心女子高校「絶滅危惧種全員集合!」
の7校でしたけど、私は見ることができたのは、新津南高校以降からの4校。各高校、個性的で面白かったです。
・開演前のアナウンスで「演出の都合上、ステージ向かって右側に着席してください」というアナウンスがあったときには何事? と思いましたし、
(ステージの左脇のところにも演者がいて、右側からの方が見やすいということだったようです)。
・セリフ中心の内容で、ひょっとすると単調になってしまいそうなところ、上記、メインのステージと左のサブステージの二元中継っぽい感じになっていて、変化をもたせる工夫がされていたり、
・衣装や大道具、小道具なども非常に凝っていて、セリフだけでなく、身体全体を使った演技で非常に本格的なものだったり、
・(センスのない私にとっては)ストーリーがつかみにくいところはありましたけど、セリフまわしだったり、キャストの皆さんの移動する感じのリズム感というか、テンポ良い感じが非常に心地よく感じられたり、
・ネタはちょっとひねった感はありましたけど、ストーリー的には非常に素直というかわかりやすくって、ちょっとほっとさせられたり、
などなど、面白かったです。
休憩時間には観覧していた他校の皆さんが、感想シートに一生懸命記入しているのも演劇の公演ではなんだか見慣れた光景ですね。
あとは、ちょっと驚いたのは、会場で演劇をやっている知人にあったのですが、
「今回の公演は、学校にもよるけど、短いところは2週間くらいで仕上げているんじゃないかな~」、というお話も。
各校、およそ1時間みっちりの公演でセリフもたっぷりです。物覚えの悪い私では到底信じられない話ですが、演劇をやっているとセリフなんかも「すっと」入ってくるものなんでしょうかね???
またプログラムに記載されているキャスト、スタッフの一覧をみると、この時期ですから1、2年生が中心なのは当然かと思いますが、学校によってはすべて1年生だったり、中には3年生も含まれている学校もありました。その辺も学校による方針があるのでしょうね。
おそらく、この時期の3年生は本当に卒業公演に近いものがあるとは思うのですが、今後も楽しく続けていって欲しいものです。
(音楽文化会館 無料)